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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

5041.~思考する〜

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「腑に落ちる」(6月9日)

おはようございます。Elephas 津田沼教室の山下です。

『腑に落ちる』という言い方がありますが、これを体現している生徒さん、I君。

彼は今年の4月に第一志望に見事合格した高校1年生です。

I君のその仕草というのは、彼が問題を解いている際に見せる上半身の動きです。

問題を講師が音読したり、彼自身が音読したりした後、

講師による解説が入ったり、彼の質問に講師が答える質疑応答があったりします。

その後、題意を読み取ったI君が問題を解きにかかる訳ですが・・・、

問題の紙面を見つめて集中し、少々うつむき加減で視線を下に落としたまま両手を合わせて軽く上半身を揺らし、まるで「祈る」ような体勢を見せるI君。

その仕草がしばし続いた後、彼はおもむろにノートやプリントに解答を書き始めるのです。

途中計算など解答過程が正解でない時もありますが、ほとんどの場合は正解です。

つまり、問題を見詰めながら手を合わせたまま「祈る」ような仕草はI君が問題を解く際の『腑に落ちる』までのプロセスだったのです。

そして見事、『腑に落ちて』、解答過程を見出したI君は答を書き出す、という訳です!

これに気付いた時は、いやぁ・・・、まさに目から鱗が剥がれ落ちた気分でした・・・。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

I君の、集中力、思考力、すばらしいですね。問題に対する思考は、分かるからこそできるもの。I君は小学生の時から通っていらっしゃいますから、イメージの中にはどこか幼さも残ってしまうのですが、今や高校生。すばらしい成長ぶりですね。第一志望校に合格されたことからも、その努力の成果が確実なものであることが分かります。I君、そのスタイルで高校生活も充実させていきましょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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