3998.~時間に追われず、計画的に~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「スケジュール帳」(2月9日)
おはようございます。三鷹教室の大竹です。
スケジュール帳の活用を始めました。
「スケジュール帳って何?」というところから始まり、1年間・月別のカレンダーを眺めながら、身近な人のお誕生日や楽しみなイベント書き入れるところからおススメしました。
約束の宿題やお手伝いが出来たらシールを貼ったり好きなマークを書き入れたりすることも出来る、
丁度良いサイズです。
ある生徒さんからは、
「先勝って何?」との質問が。
また別の生徒さんからは、
「〇〇まで、あと何日かな」との声も。
スケジュール帳一つでも立派な生きた教材の1つになりました。
中高生以上の生徒さんは、日ごろからスマホを使いこなしているもののスケジューラーは使っていないケースがほとんどでしたので、学習態勢を整える為にも、スケジュール帳の活用習慣を付けてもらうことにしました。
お渡しして1か月経過した今でも、授業の度に、家庭学習の状況確認でスケジュール帳を見せてもらったりしています。
昔のラジオ体操のスタンプカードの様な感覚で、「勉強した日にマークを書き入れる」ことが楽しくなって、
それを嬉しそうに見せる生徒さんも出てきました。
自分で自分用のスケジュール帳に目標と実績を書き込む事で、よりモチベーションも上がってくるようです。
1年後、それぞれの生徒さんのスケジュール帳が、どんな風に使われているかを拝見するのが楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ
スケジュール帳の活用、すばらしいことです。時間の中に自身の行動を計画的に記していく、そんな生活習慣を作ることはとても大切なことです。計画を立てるとそれに拘束されるようなイメージが持たれがちですが、むしろその逆です。時間に追われることなく、生活の中にゆとりが生まれます。しかしそのためには、定期的に講師がサポートしてあげることが必要です。まずは、スケジュール帳を携えることから慣れていきましょう。