3919.~基礎をつくる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「小学校入学に向けて」(11月12日)
おはようございます。東中野教室の新野です。
幼稚園年長のSくんは来春の小学校入学に向けて、ひらがなとカタカナの読み書きを練習中です。
授業では、毎時間リズム造形に取り組んでいます。
たてせん、よこせん、ギザギザ、かいだん…まずは直線の練習です。
点つなぎが大好きなSくん、とても上手に直線を描くことができました。
次は曲線の練習です。まる、ふんわり、ゆらゆら…
ゆらゆらと波線を描くときに、点と点をつなぐだけではどうしても角ができてしまいます。
そこで、大きな丸シールを横に並べて貼って、その間を通って描いていくことにしました。
「これ迷路みたいだね!」とゆっくり手を動かしていくSくん。
最後まで描いていくとなめらかな曲線が書けました。
カタカナが得意なSくんでしたが、最近は「や」「ゆ」などのひらがなも上手に書けるようになってきています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
描画や書字の基礎形成としてのリズム造形。Sくん、楽しんで取り組めているようですね。「ゆらゆら」が描けるようになったら、書字の学習はもうスムーズに進められることでしょう。楽しく、無理なく、これが学習を効果的に継続させる秘訣です。基礎をしっかり整えることによって、その上への積み重ねは可能となります。