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第9回 NHK交響楽団 いわき定期演奏会に行く

2019年11月12日 00時17分00秒 | クラシックコンサート
いわき芸術文化交流館アリオスのWebsiteを見ていたら、なんと、NHK交響楽団(以下、N響)とヘルベルト・ブロムシュテットさん指揮の演奏会が行われるではありませんか!!
前売チケットをセブンイレブンで購入して、当日はいわきの父母にムスメを預けてアリオスへやって来ました。

第9回 N響いわき定期演奏会
3階C席
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ベートーヴェン 第3交響曲「英雄」
リヒャルト・シュトラウス 死と変容
ワグナー 「タンホイザー」序曲



パンフレットによるとブロムシュテットさんはあの3・11後にいわき市民の方を演奏会に招待、またチャリティの収益をいわき市に寄付。そして2014年に初めていわきで指揮をして今回5年ぶりにいわきへ来訪されました。
ブロムシュテットさんも今では92歳、介助も杖も使用せず颯爽とステージに登場したのには驚きました。



いきなりのベートーヴェンの第三交響曲「英雄」からプログラムスタート。ティンパニの強打に驚く。N響の演奏は縦の線が揃っていて聴いていて気持ちいい。チェロとコントラバスが1st Vn側で低音が良く響く。前半でメイン曲50分は疲れました。

後半は、私が苦手とする作曲家R.シュトラウス、曲は「死と変容」。でもレコードで事前予習をしてきたので聞きどころは何となくわかっていました。ちょっと「ボーッ」としたときにティンパニの強打でびくつく。

最後は「タンホイザー」序曲。私がワグナーの中で一番好きな序曲です。ホールの影響か、金管の咆哮が耳にキツイ事がありました。

終演後、ブロムシュテットさんはステージに何度も呼び出され、熱狂的な拍手に迎えられました。
全曲立ったままでの指揮と暗譜、更に一人で歩いて登壇する姿に感銘を覚えました。92歳とは思えない身のこなしです。

渡米前に父親と3人で聞いたN響のいわき定演はイマイチでしたが今回はとても満足度の高い演奏会でした。

ここアリオスのプログラムの質は、はっきり言ってレベル高いです。次回は来年1月末のこの演奏会に行きたい。


ちなみにアリオスの駐車場はイマイチなので車で来場する場合は時間に余裕をもって来られたほうが良い。
また席が狭いので荷物には気をつけましょう。



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