心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
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心に響く禅語 -11-

2009-11-30 18:02:50 | 生きる智慧

人生の禅語ー1

*徳不孤必有隣 (とくは こならず かならずりんあり)

        自信を持ってやりとげよう  論語

この言葉は、徳のある人は孤立することはない、と言う意味です。

一生懸命学んだことや、苦労して身につけた技能が世間で評価さ

れず、軽んじられるのはつらいものです。自分は間違っていないと

思っても、評価されないことに焦るあまり、それまでの主義主張や

信念を曲げて妥協してしまうこともあります。

でも、本当に正しいと信じるならば、妥協せずに努力を続けること

が必要です。意思堅固に道を求め続けていれば、おのずから理解

者は現れ、支持する人も出来ます。あなたは一人ではなく、支えて

くれる人が必ずいます。

この解説のように悩んでいる人は多いと思います。評価されず、

無視されても自分の信念で生きることが一番自分にとって良いの

ではないでしょうか。表彰されなくても、勲章をもらえなくてもいいじゃ

ないですか、自分の心のままに生きてゆきましょう。


心に響く禅語 その10  心身ともにさっぱりとり

2009-11-23 14:23:25 | 生きる智慧

禅語 その10

「身心脱落」 (しんしんだつらく) 

       身心ともにさっぱりと  正法眼蔵(道元)

「脱落」は落ちこぼれとか、離脱する意味ではなく、一切のしがら

みから脱し、さっぱりした境地のことです。

道元の著「正法眼蔵」に、如浄禅師が「禅の修行には、焼香も礼

拝も念仏も懺悔も読経も不用。ただひたすら坐禅をすることが身

心の脱落に通じる」と説いたと言います。

ひたすら坐禅し、身も心も一切の執着を離れた、自由で清々しい

境地が「身心脱落」なのです。欲しいもの方に入らない(求不得苦

)、自分は他人より損をしているといった悩みは、他と比べる心と

執着から生まれるものです。身心脱落とは、「わたしの身心」「他人

の身心」という考え方を含め、一切の執着から離れることを意味し

ます。と説いています。

ここでは「執着心」について説いています。自分にだけ執着している

といろいろな問題が起こってきます。自分中心に物事を考えずに大

きな心で捉えることが大切でしょう。


小さな贅沢

2009-11-20 17:24:05 | 日記・エッセイ・コラム

自分は自分なりの贅沢と思っています。内訳は、ドライブ・温泉

などです。

四季折々に果物の産地に出向いて、美味しい果物を食して近く

の温泉に入ってきます。

今回も福島県のフルーツラインにある行きつけの果樹園へリン

ゴを求めて行きました。

もう10数年来のお付き合いです。今年のリンゴは果樹園開園以

来の最高の出来だそうです。

粒が大きく、やはり蜜が充分入っています。それは美味です。この

リンゴを食べてしまうとスーパーやデパートで求めるリンゴは食べ

られません。まるっきり味が違います。

吾妻スカイラインは交通止めでした。磐梯山は雪化粧です。

下は晩秋の紅葉できれいでした。

これからは葉が落ちて冬本番となるのでしょう。

帰りに立ち寄り温泉のハシゴをしてきました。こんなことが私にとっ

ての唯一の贅沢です。

来週は、茨城県八郷町の柿農家へ行き富有柿を求めていってきま

す。こことのお付き合いは20年以上です。これも絶品です。毎年楽

しみです。

身の回りには小さな贅沢を出来る所が沢山あります。一度探してみ

ては如何でしょうか。


「心のよりどころ」として

2009-11-16 17:37:57 | 人生相談

*今年の悩みは今年中に解決しましょう。

日頃より多くの方々からの来訪、電話、メール、FAXなどによ

る御相談心より感謝しています。

私の、つたないアドバイスがお役に立てていることを実感した

とき、この上ない喜びを感じています。人は誰もが悩みを持た

ない人は居りません。生まれながらに四苦八苦を背負っている

のですから。「生老病死」の四っの苦・「愛別離苦」「怨憎会苦」

「求不得苦」「五蘊盛苦」を避けることは出来ません。なぜならば

人間は自然、宇宙の真理に生かされているからです。

生きていると、生かされているとでは大きな考えの違いです。

これからも「心のよりどころ」として皆さんに良きアドバイスが出来

ますように勉強に励みます。

どうぞ御遠慮なく御一報ください。今年の悩みは来年に持ち越さ

ないようにしましょう。


加齢と病

2009-11-16 16:13:27 | 健康・病気

友人に仕事の打合せに事務所に出向いていきました。数十年来の

仕事の友人です。

白内障になって近日中に手術をするとのことです。

人は歳を重ねるごとに、大小はともあれいろいろな病気をわずらい

ます。同年代の人と会うと病気の話や孫の話、誰と会っても同じよう

な話題です。これも仕方がないのですね。

人間は生まれながらに「苦」を持ってしまうのですから、「生老病死」

です。人生はこの通り経過するものです。これは宇宙の真理ですか

ら避けようがありません。

歳を重ねて何か病気になってもあまり落胆せず、宇宙の真理の中

で生かされているのですから仕方ないと思い納得するほかないでし

ょう。