☆ 宝塚記念優勝の祝勝会でケーキを前に ☆
マリアライトの引退が正式に発表されました。
12/27 引退
- 「有馬記念は良い走りをお見せできず、また、良い結果を出せず申し訳ありませんでした。トモを中心に気になる部分がなかったわけではありませんが、調整をしていく過程で整えることができていたかなと捉えていました。ジョッキーも“肉体面は良かった”と言ってくれていましたから状態的には悪くなかったかなと思うものの、もしかすると内面も含めて苦しさがあったのかもしれません。ただし、レース後、厩舎地区へ見に行った際の状態に問題はなく、美浦に戻って今日までの様子を見てもレースの反動が出ることはなく、ホッとしています。元気なマリアのまま生まれ故郷にお返しすることができるということは、調教師冥利に尽きますね。ここまで伊坂、池内をはじめ厩舎のスタッフたちも本当によくやってくれました。あとは無事に元気な子供を産んでくれたらと願っていますし、もし縁があって子供たちも預からせていただけるのであればこの上なく幸せなことと思っています。ここまで長い間応援していただき、本当にありがとうございました」(久保田師)3歳1月とややゆったり目のデビューだったマリアライトですが、初戦から勝利を飾ってくれ、楽しみな馬が出てきてくれたと思いました。ただ、ここまでの道のりは決して平穏なものではありませんでしたし、キャリア20戦と多くはなかったものの、苦楽を共にした一戦一戦にいろんなドラマ、いろんな思いが凝縮されていました。よくここまでの馬になってくれたと思うほどです。今秋の競馬は辛いものとなったかもしれませんが、無事に走り終えてくれたことが何より大切ですし、無事に現役期間を全うしてくれたことを誇りにも思い、感謝の気持ちでいっぱいです。レースからまだわずかな時しか経っておりませんが、最後まで久保田貴士調教師を始め厩舎スタッフの方々がしっかりとマリアライトのことを見てくださり、大きな問題を抱えることなく生まれ故郷へ向けて本日出発しました。このあとは母親として第二のステージへ進むことになります。偉大な母の血を、意志を、是非子供たちに受け継いでもらい、立派な競走馬として育っていってほしいと思います。長い間ご声援をいただきまして誠にありがとうございました。
新馬戦優勝
500万下優勝
潮来特別優勝
緑風S優勝
エリザベス女王杯優勝
宝塚記念優勝
宝塚記念は指定席が当選し、現地で応援できたのが一番の思い出でした。
そして、ひょっとしてエリザベス女王杯でオークス優勝のシンハライトと、直接対決が実現するか楽しみにしていた秋口。
ローズステークス優勝後、屈腱炎発症で一足先に引退したシンハライトも母親になるべく故郷に帰っています。
むーたん厩舎の2大牝馬エース。これからは母親として切磋琢磨し、立派な仔を出して欲しいと思ってます。
どちらもキャロット。2年後の募集楽しみです♪♪