田口鉄道というのは飯田線が私鉄時代に、本長篠駅から三河田口駅までを結んでいた線路で、その先にあった御料林からの木材輸送に用いられていました。
後年に国鉄飯田線になる本線からの分岐線で、最終的には国有化されていません。
豊川鉄道、鳳来寺鉄道と相互に乗り入れて直通運転をしていました。 その目的から宮内省からの出資も受けています。 1067mmの森林鉄道なんて言い方も。
その鉄道で使われていた90年超えの電車が保存されていますが、とんでもないところの道の駅の中。
はっきり言うと 道の駅したら は東京から行きにくい。
東名経由でも中央道経由でも大きく回らないと。
そんな場所ですが松本からは車で往復できます。
これが松本ベースを使える最後のドライブですかね。
屋根の下ですから保管状態は良いです。
90数年前の電車としては凄く綺麗。
後ろは山の地です。
中も整備されて全面簀の子張りで床を保護。
片側の椅子を撤去して往年の小物を展示しています。
椅子のモケットは張り替えているのか? ちょっと綺麗すぎ。
天井は二重屋根のような造りですがシングルルーフ車です。
台車回り
模型のED100 の一両をこんな台車にしたいので沢山写真を撮ってます。
反対側、行き先表示を変えてます。
まだ10時過ぎなので中途半端な日差し。
こんな車両を模型にしたいなぁと思います。
ただ、もう私にそのエネルギーは残っていないでしょう。