人間万事塞翁が馬という言葉がございまして…
要約すれば、人生の幸不幸は簡単に予測できないという有難いお言葉ということ。
不幸だと思っていたことが実は幸運につながったり、その逆だったり。
中野ブロードウエイに住んでいた元東京都知事は、彼の母親を主人公に人間万事塞翁が丙午という小説で直木賞を取ってます。
その後、芥川賞作家と交代いたしました。
ただ、思うに自分が今日こうしているのはその時、その時での自分の判断の積み重ねがあり、その結果で今日の自分があるという事。 必ずしも周りに流された結果、自然に流れ着いたわけではないです。
まあこっちに行くように周りの方に仕組まれた部分はないわけではないのですが。
さて、人間と違い無機物の機械には自分の判断はないはず。
でも、結果的に塞翁が馬だなあという例か。
アルピコ交通上高地線の3003+3004編成…
松本駅にほぼ一年閉じ込められた、復活色の3001+3002が検査切れで廃車になるはずが。
こっちの電車に落雷が有って、車体に穴が開いちゃった所為で、もう直しませんと。
代わりにこっちを廃車にしますよ…
3001編成、さすがに復活色を背負ってたためか、強運で復活しちゃいました。
これを電車も万事塞翁が馬というなら納得します。