がん闘病記(子宮頸がん)

子宮頸がんで子宮もリンパも摘出。
日々の気持ちを綴ってみます。

告知の疲れ

2007年05月26日 | 闘病記
木曜日、PETCTを踏まえた結果を聞きに受診。
私と旦那さん、両親、妹まで後で参加。

中途半端な告知で家族も私も疲れきった

結果は胸骨背側に軟部組織が増えてるのと腫瘍マーカーの神経内分泌系腫瘍NSEが基準値の倍になってて、限りなく再発、転移の可能性大という事だった。

実際に組織を取らないと断定できないけど、
胸骨の下には大動脈が走ってるから針で組織を取るのも危険でできないって。
それじゃあどうしたらいいのか。
「来月の腫瘍マーカーと3ヵ月後にCT撮って様子見るしか方法はなくて・・・」
と先生もしどろもどろ。

家族が今の間にも他の方法で調べて治療できないか聞いても
「おそらく何をやっても効かないし、手術も転移が早いので無駄でしょう。
難しいと思うけど他の抗がん剤ためしてみるとか。」

家族がどんどん沈んでいくので、私が明るーく
「でも、健康な人でも癌って小さくできたり消えたりしてるし
免疫上げて生き続けるくらい抑える事はできますよね?」と聞くと
「それは無理でしょうね。極めて悪質ななので子宮頸がんからでもどの文献調べても2,3年以内で亡くなってますし。」だって。
ついにお母さんが切れて「前の先生もそうだけどストレスが一番いけないって
いいながら医者が脅してどうするんですか!!言い方を考えてください!」と
さけんだ。
そしたら先生は「この人はすごく明るい方ですよ。うつ病になる方が多いんですけどね。」
と呑気にいうので母は余計に怒っちゃった
正直私もわーーーっと叫びそうだった。

とにかく明るく!と気を張ってみた。
でもさすがにその中途半端な告知で次の日から何ともいえない疲れや
だるさ、無気力に襲われた
人間ってイメージした方向に物事は流れてしまうっていうし
私も怒ったりマイナス思考になると癌がにょきにょき増えそうだし
何とかプラスにいきたいなのに体の底から重くて疲れてる。
助けてくれ~
でも人に助けを求めてもどうしようもないのだ。
自分自身が生きる気力を持って頑張らないと容赦なく癌細胞が襲ってくるのだ。

今はどうしてもチカラが入らない。くやしい。


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