【大雪山国立公園・旭岳情報】涼しい散策路と（大）

【日付】2019/7/18（木）
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】曇り
【気温】～15℃
【風速】～8m/s
【積雪】残雪あり

見出し画像はエゾノマルバシモツケです。
今年は当たり年？なのか、特に第五展望台付近などでたくさん咲いています。

今日はほぼ一日中曇りで、冷たい風が吹いていました。
少し蒸し蒸ししていた麓の町から来ると涼しいくらいで、噴気も真横になびいていました。


第一展望台に行く途中などで見られる青々した葉はバイケイソウです。
ミズバショウではありません。


すり鉢池の残雪


鏡池の残雪


いつもフライング気味に咲くエゾオヤマリンドウが、今年も一足先に咲いてきました。


ミヤマリンドウは小さな花ですが、鮮やかな青色で目立ちます。


第四展望台付近にギンザンマシコのメスが飛んできました。


姿見の池園地の散策路に残る雪もあと少しです。


一面に咲くエゾノツガザクラ


エゾノマルバシモツケ（白）、メアカンキンバイ（黄）、イワブクロ（紫）


姿見の池の氷もだいぶ融けました。


姿見階段の下のチングルマは後から咲いてきたところが綺麗です。


シロウマチドリも咲いてきました。


駅までの間でも、あちこちでチングルマの花畑が広がっています。




ところで…
今日、久々に石室裏に（大）がありました。


(大）もティッシュも自然には戻りません。
花を載せてもダメです。というより雑草でも国立公園内ですので植物採取は厳禁です。

そしてこの（大）は、監視員が回収します。
手についてしまうこともあります… 別途（大）回収手当がほしいところです。

駅でも「外にトイレはありません」とお伝えしています。
用は駅のトイレで足してください。もしくは携帯トイレを持参してください。

さて。
登山道・裾合平のチングルマは一部花畑になりつつあるようです。
手前や奥の方はまだこれからのようですが、他の花が楽しめるそうです。
自分も休日に確かめに行ってみようかな、と思っています。

旭岳自然保護監視員：羽馬 和美