ポートフォリオに復帰した日本M&Aセンターの21年3月期決算です。
世界No.1のM&A総合企業を目標に掲げています。
コロナで成約件数の伸びは鈍りましたが、今期も何とか過去最高を記録しています。
件数 |
2021 |
2020 |
増減 |
仲介成約 |
914 |
885 |
+29 |
譲渡受託 |
1,131 |
979 |
+152 |
売上⾼は、41.2億円増加した⼀⽅で、売上原価は12.4億円増、販管費は4.2億円増でした。
その結果、売上高総利益率は60.8→61.8%、営業利益率は44.5→45.4%に改善しています。
コロナ禍でも利益率を向上させているのは素晴らしい業績です。
資産は、現預⾦が213→429億円と倍増でした。
一方で、長期預金は140億円からほぼ0まで比率を落としています。
債務は、長期借入金は5億円から未計上になりました。
今期も一段と有利子負債は圧縮されています。
営業キャッシュフローマージンは30%台を維持しています。
期末のキャッシュは一気に400億超えになっています。
株価は一旦調整しています。
これだけ積んだキャッシュで何をするのか、株主として見守りたいと思います。
|
|