ポートフォリオ主力であるChevron(CVX)の19年12月期決算です。 全部門で収益が悪化しました。 特に上流国内部門が赤字転落しこともあって、上流部門は$10B以上の減益となりました。
売上高は$158.9B→$139.9B、営業利益は$15.1B→$0.5Bと減収減益でした。 米中貿易戦争もあって、景況感が冴えなかったことが影響したようです。 資産は、現預金が$9.3B→$5.7Bと減少しています。 在庫は$5.7B→$5.8Bと大きな変化はありませんでした。 負債は、長期借入金が$28.7B→$23.7Bと減少しています。 他には、留保利益が$181.0B→$174.9Bと減少しています。 営業キャッシュフローは$30.6B→$27.3Bと約1割減でしたが、営業キャッシュフローマージンは20%に戻しました。 営業キャッシュフローに対する配当の割合は増加したものの、17年よりは抑えられました。 19年は踏み止まりましたが、年明けは新型コロナ肺炎と協調減産の失敗でダメージを食らっています。 20年を無事乗り切れるか不安を感じています。 |