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如月十七夜の道草日記

近道、寄り道、回り道、人生は本筋よりも道草が面白い。出会ったモノコトヒトを自分なりに書き連ねる、超個人的ブログ。

吉野と宇陀松山を訪ねて

2011年12月16日 | 如月十七夜の道草日記

今日はお休みいただき、奈良方面に研修にでかける。

吉野で和紙と宮滝の歴史を学び、午後から宇陀松山地区を散策。

奈良の人ならあたり前のようなことを、初めて知ることができ、新鮮かつ楽しかった。

例えば、
・宇陀紙は吉野が産地であるが、宇陀松山の商人が売買したのでその名がついたこと。
・壬申の乱の挙兵地である“吉野宮”は宮滝にあり、奈良時代はここが本来の吉野であったということ。
・宇陀松山は織田信雄(のぶかつ)が治めていた城下町であったこと。
・水戸黄門の助さん(のモデル)が宇陀松山の出身だということ。
などなど。

やはり行ってみて、聞いてみなければわからないことが、世の中にはたくさんあるのだ。

宇陀松山では“リバース”さんから丁寧な案内をいただきました。
さぶいなか、お世話になりありがとうございました<m(__)m>

もっともっと面白い事、ほぉ~、ってことたくさんあったのですが、取り急ぎ写真のみアップします。

 

  

  

  

  

  

  

  

追伸
宇陀松山で思いがけない方と遭遇しました。
世間はせまかったりする、ってご近所だからありうることなんでしょうね。
覚えていただいてて、嬉しかったです。

halibut

2011年12月14日 | 如月十七夜の道草日記
今日習った英単語、halibutとは“オヒョウ”のこと。

New England地方でよく使われる食材のひとつだそうです。

しかし、“オヒョウ”が何かよく分からず、帰ってググると、全長3mぐらいあるカレイの仲間とわかりました。
>>UMAファン ~ 未確認動物
以下、上記サイトより引用

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オヒョウは英語でハリバット (halibut) と呼ばれますが、これは中世英語の "halybutte" に由来する、"聖なるカレイ (ヒラメ) (holy flatfish)" という意味だそうです。祭日 (holy day) に食されたことからこの名が付いたということです。
・・・・・・・・・・・・・

その他、New Englandでよく使われるのは、

lobster=ロブスター、東海岸ではよく獲れるそうです。
Crab cake=かにかま、ならぬカニケーキ。マヨネーズをかけて食す。
Cod=鱈、白身魚としてよく流通しているそう。
Fried clams=貝を揚げたもの?よくわからなかった。
Clam chowder=クラムチャウダー、クラムは二枚貝。実は知らなかった単語。

なんでこんな話かというと、実は10月頃から英会話教室通ってまして。

英会話はまだまだ、ほとんどできませんが、アメリカ文化を学べて楽しい教室です。

特に食文化の話はよく頭に入ります。

単なる“くいしんぼ”ということでしょうけど。

やっとiPad2発注

2011年12月13日 | 如月十七夜の道草日記
発売当時から、どうしよか、どうしよか、と思い悩んでいたiPad。

考えているうちに、時期を逸することの多い優柔不断な如月ですが、悩んでる間に2が発売、さらに秋にはまた新型が出るとの噂も流れ、さらにそれが来春まで延期になったとか、3ではなく上位機種で並行販売だとか、あーやこーや・・・。

あー、これじゃいつまでたっても買えないっ、と先日ネットでエイヤッ、と発注してしまいました。

タイプは白のWiFi版64G。

3Gタイプは毎月の通信料が無駄になりそうで、やめました。

基本的に室内でメール、ネット、音楽をサクサクッと使いたいという目的ですので。

同じ理由でiPod touchも考えていたのですが、こちらは
「字が小さくて見えない」
というわかりやすい理由で即却下となりました(-_-;)

十津川古道「道普請」

2011年12月12日 | 如月十七夜の道草日記
台風12号で被害を受けた奈良県十津川村では、古道の修復参加者を募集しています。
私は今回参加できませんので、勝手ながら関連情報だけお伝えさせていただきます。

詳細は下記をご覧下さい。

杖里ism“つえりずむ”@御杖村>十津川村で古道の修復作業への協力者を募集しています

十津川村観光協会お知らせ>参加者募集 十津川古道「道普請」

リスがいるの?

2011年12月11日 | 如月十七夜の道草日記
今日は大掃除準備。
の前に、車検やら買い物やらで、まだ何も手付かず。

そうそう、精米もしなくては、と近所のコイン精米へ。
最近は研がなくてもいい、“無洗米”タイプがあるので
それにする。

本当に水を入れるだけでいいのなら、環境にもサイフにもからだにもやさしそうだ。

精米はスムーズにできた。

ふと張り紙を見る。



どうやら、時々リスがまぎれこんで詰まるらしい(^o^)

速報_「伊勢本街道探検ウォークin松阪」を開催します。

2011年12月09日 | 如月十七夜の道草日記
来年1月29日(日)に松阪市内の伊勢本街道沿いにある石碑を探しながら歩きます。

すでに判明している道標などの遺構を再調査し、沿線の歴史や文化を調べながら、まだ見ぬ行悦の道標を探して歩く「探検ウォーク」です。

ご興味ある方は、29日の都合を空けてお待ちください。

乞うご期待!

行悦の道標マップ

2011年12月07日 | 如月十七夜の道草日記
先般、伊勢本街道交流フォーラムでお披露目した、行悦の道標マップ。

「杖里ism "つえりずむ" @御杖村」さん
のブログで紹介していただきました。
>>行悦の道標マップ

最初はそれぞれの地区単位でピックアップされていた、行悦の道標ですが、
伊勢街道愛好家のつながりのなかで、奈良県と三重県をまたぐ
貴重な遺産とわかってきました。

実は行悦以外にも、飯南地内の伊勢本街道沿いには、
千日供養や隔夜参りなど、信仰に関わる石碑がいくつか見つかっています。

このあたりのことは、また後ほどゆっくり調べたいものです。





さかのぼり日記

2011年12月06日 | 如月十七夜の道草日記

最近エライ勢いで日記を更新してますが、
3日坊主にならんようボチボチいきたいと思います。

さて、ブログ更新とともに、
“さかのぼり日記”なるものもアップしてます。

これは最近聞いた二つの事からの影響です。

ひとつは、認知症予防。
う~ん、もうそんな歳なのかorz
まぁ、予防は早いにこしたことないですからねぇ。

2、3日前の出来事を思い出しながら日記をつけると、
脳が活性化されるらしい。
という話から、それでは、どこまでさかのぼれるか、
やってみようということです。

もうひとつは、本居宣長翁のエピソードより。
先週、松阪ガイドをしたとき、
本居記念館の吉田館長さんから教えていただいたのですが、
宣長さんは72年の生涯の間、
日記をすべてつけていたということです。

え、0歳の時は?
と思ったら、12歳までのものは、
周りの人に聞きながら書き起こしたそうです。
それも、かなり詳細に記録されているようで、
小さい頃から記憶力がすごい方だとは知ってましたが、
そこまで徹底されるとは、驚きです。

そんな訳で、宣長さんのようにはいきませんが、
記憶をたどる日記、さかのぼり日記をはじめてみたのです。

でも本当のところは頭のメモリーがいっぱいなのです。
以前は、感心感動することの出遭うと、
その記憶は時間が経ってもすぐ取り出せたのですが、
最近は、まだらでまだらで。

やはり、認知症予防の面が大きいかも知れないですね。

さかのぼって書いたものは、
書いた日のブログにリンク表示していますので、
お時間の許す方は、どうぞご覧になって下さい。

>>さかのぼり日記2011.11.20
飯南ふれあい祭りで古坂を歩く


はるくま*おはなしのたね、応援してます。

2011年12月04日 | 如月十七夜の道草日記

久しぶりにベルファームへ出かける。

午前10時半、駐車場は満員御礼。

今日はクラフト&雑貨マルシェが開催されていると聞いてましたが、こんなに盛況とは!

手芸を楽しむ人たちがたくさんみえるのですね。

ちょっと如月は場違いかと。

知り合いに会いましたが、「どこのおじさんかと」と思われてしまいました。

失礼な(-_-;)

クラフト&雑貨マルシェについては下記のバナーをどうぞ↓


会場の様子はこんな感じでした。

 


 


やはり女性が多いです。

飾りたくなるオシャレなモノもたくさんありましたが、生活感満点の我が家ではちょっと無理のようです。


さて、会場の一角では紙芝居を楽しむ親子づれの姿が。

はるくまさんたちによる、「はるくま*おはなしのたね」です。

ベルネットが縁で結成され、もう3年ほど続いています。

ちいさな子どもたちが、一生懸命見ている姿は微笑ましい限りです。

「子どもたちからパワーをもらって、楽しんでるの」
「ベルネットが縁ではじまったから、何とかベルネット存続してほしいなぁ」
とは、はるくまさんたちの言葉。

会場ではすてたまさんもみえました。

ベルネットをご無沙汰していますので、とても懐かしい感じです。

「継続はチカラやねぇ」とすてたまさん。

本当にここまで続けられることは、大変なことかと思います。

子どもたちと楽しくこれからも頑張ってほしいものです。

影ながら応援しておりますので。



>>さかのぼり日記
松阪ガイドの日~8回目



楽しさの伝播

2011年12月03日 | 如月十七夜の道草日記

今日は三重県主催の第1回中山間地域活性化シンポジウムに参加。

という訳で、中山間の地域づくりについて少し考えてみる。

地域づくりは人づくり。
とは以前から言われていることだが、地域づくりに限らず物事を継続して良い方向に導いていくには、リーダーの存在や人材育成の面をしっかり考えていかねばならない。

しかし、超高齢化集落が多い中山間では、この人づくりや次世代への継続が一番の悩みなのである。

最近地域づくりに関わる人や、地域を目指す若者が増えているというが、継続的にその活動を続けていってくれるのかどうかが、地域住民にとっては気になるところである。

それぞれの動機やモチベーションは様々であろうが、やっていて楽しくないと続かないということは、共通した部分ではないだろうか。

ボランティア活動をする人々を地域へ投入、活用、などという言葉も最近耳にするがが、私は少し違和感を覚える。

ボランティア精神とはとても私的で尊いもので、心の喜びや人としての生き様まで関係するものなのだ。

それを活用という観点で考えるのはどうかと思うからである。

などとエラソーなことを常々思っているのだが、基調講演をされた三重大学の石阪督規准教授は、地域が輝いていくために必要なこととして、「らしさ、若さ、楽しさ」の3つを挙げられた。

その地域ならではの、「らしさ」を演出し、気持ちの「若さ」から柔軟な発想を繰り出し、心身ともに「若さ」を持つ若者とともに、「楽しさ」を分かち合いながら地域の活性化に取り組む。

うまくいっている地域は、これらの要素がバランスよくあるそうだ。

また。リーダーのタイプとしては次に3つが多いとも言われた。
1. Iターン者
外部からの新鮮な目で、地域の良さを引き出していくタイプ。
2. 60歳リタイヤ組
超高齢化の集落では、60代はまだまだ若者。
3. 都会からふらふらっとやってきた人
地域がうまく受け入れれば、力を発揮。

私が思うリーダーは、生まれながらのリーダー、もしくは目覚めた人。

どの集団でも、そのような資質の人が何人かはいるものだ。

人材育成と矛盾するようだが、そういった人は教えなくとも自ら学ぶ人なので、リーダーを求めるのであれば、育成するというより、見つけたり、ヤル気を出させるような環境を整えることが近道かと思う。

そして、リーダーは一人では何も事を成せない。
同じ志で共に進む仲間が不可欠である。

その仲間を育てていくのには、理屈よりまず気持ちが優先するだろう。

リーダーが喜びをもって、素直に、楽しく、その道を進めば、仲間も良い影響を受けて動きだす。

楽しさが伝播し、地域を活性化する人々が増えるのなら、こんなに喜ばしいことはないのだが。

少し妄想が入ってますが、お許しを^^;

皆さんの地域はいかがでしょうか。


古道散策の季節

2011年12月02日 | 如月十七夜の道草日記

歩きやすい季節になってきた。

さわやかな秋もいいが、少し着込む季節の方が、歩くのにはちょうどいい。

先週参加した伊勢街道フォーラムでは、伊勢本街道の魅力を再認識した。

そのひとつが、“行悦の道標”である。

参考>>“行悦の道標”まとめページ

伊勢街道系は五街道に残っているような1里塚はほとんどないのだが、本街道に残る“行悦の道標”はその役割に近い遺構のようだ。

旅人に距離を知らせ、神と仏の信仰の道案内を担う“行悦の道標”が、本街道特有のものであるのか、また、未だ発見されていない道標があるのか、街道沿いの歴史とともに近々探索したいと思う。

ご同行できるかたは、ぜひご一緒願います。

>>さかのぼり日記2011.11.27
伊勢街道が呼んでいる



美しい一日

2011年12月01日 | 如月十七夜の道草日記

うす曇りの空に、オレンジの山肌がよく映える。

峠を下る車ごと、その山腹にダイブしていくようだ。

宇気郷の紅葉は、今日で一気にピークになった模様。




いつもとちがうイロドリで、

いつも以上に力強く

「生きているぞ」

と山が言っている。

周りのすべてとともに、

私のカラダもイノチも、

山に吸い込まれていくようだ。

とても心地よい、気力がみなぎる瞬間だ。

すかさず、ある人を思う。

こんな気持ちを分かちあえたあの人のことを。

でも、2度と会って話せなくなってしまった。

どうしようもない喪失感。

そんなことを思い出させる、

なんとせつない、

美しい一日。



>>さかのぼり日記2011.11.28