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如月十七夜の道草日記

近道、寄り道、回り道、人生は本筋よりも道草が面白い。出会ったモノコトヒトを自分なりに書き連ねる、超個人的ブログ。

うきさとむら本店、改装中。

2012年07月06日 | 如月十七夜の道草日記

仕事のため”うきさとむら”によると、いつもと違う雰囲気が・・・。

真っ白な壁紙に張替え、木製の床とテーブルを削り出し、天井のハリもきれいに磨かれ、新調したみたいにピカピカに。

6月いっぱいでベルファーム店を終了したのをきっかけに、こちらのお店を整備しているそうです。

テーブルの配置も並べ変え、店内は10人と2人がけのテーブル席、カウンター12席で20人以上の収容力を備え、現在お店入り口のは軒下にバーべキュー用のテーブルを設置中とのこと。

新メニューも検討中で、今年のうきさとむら夏まつりがお披露目のようですので、楽しみに待つこととします(^^♪

絆とはなにか~地域に学ぶ

2012年07月05日 | 如月十七夜の道草日記

南伊勢町で開催された三重県公民館大会にて、エッセイストの川口祐二さんの記念講演を聴講。

川口さんは南勢町(現南伊勢町)の役場の元職員。

工場からの洗剤が混じった排水で苦労する漁師の姿から「漁場を守ることが身近な環境や家庭を守る」という信念のもと過去23年間、全国361ヶ所の漁村をまわり、海で生きる人々、その労働の実態を著してこられた。

これまでに25冊の著作を刊行している。

講演では南伊勢町の集落で現在も続けられている神事の数々を紹介しながら、震災以来巷で語られることが多くなった「絆」について、地域から学ぶべきことの大切さ、そしてそれらを実践していく場所は公民館に他ならないと述べられた。

講演を聴いてのメモは次のとおり。

・ハマボウが咲く美しい海岸、旧南島町の芦浜海岸。ここは伊勢志摩国立公園にないっていない。なぜか。

・2000年2月22日は芦浜の美しい景色が後世に残るきっかけとなる大事な日。

・芦浜海岸ではあさりほどの大きなシジミが採れる。

・古式ゆかしいカマガタまつり。平安時代といわれる古文書を集落から集落へ引き継ぐ神事。

・集落には多くの山ノ神。

・神社の鳥居には海の幸、山の幸、稲穂のしめなわ。

・伊勢音頭をうたい、太鼓を叩き歩く。

・神事にかかせないのは赤いおこぜ。

・かつてマグロの群れで村人全員が潤ったという話。

・11日間、マグロが採れつづけた、慶応3年、明治13年。

・海は時として豊穣なる恵みを与える。

・このマグロの話は記念碑となって地元に残っている。

・マグロの塩漬けを配る神事。大漁を祈願した。

・神事のしめには、7升の赤飯でつくった富士山、その上にイセエビを載せ、さらにそれを籠に入れ、村の女性が頭で運ぶ。

・シオゴリの神事。磯で身体を清める。

・お供えは、米の代わりに浜辺の砂利を、花は野草のハマナデシコ、フジナデシコ。

・豊作祈願の“つつみめし”。

・ヨモギとショウブの葉で巻いてつくる。

・その数は集落の田んぼの枚数分。

・“ひぶり”という行事。

・さおの両端に麦わらを束ね、火をつけて振りまわし、先祖の霊を弔う。

・南伊勢町では今もこのような神事が連綿と続いている。

・「古くからある風習、慣習を残すということは、ふるさとを美しく保つひとつの手法だ。」

・地域で学ぶ、地域を学ぶ。

・これからの社会に必要なことは。地域が教えてくれる。

・その中心となるのは公民館活動である。

○平成24年7月5日 南伊勢町「ふれあいセンターなんとう」にて
写真は会場の緞帳(どんちょう)

最近お気に入りのアイス。

2012年07月03日 | 如月十七夜の道草日記

ジェラートマルシェのバニラ。

2月頃にスーパーで見つけて、それ以来ハマってます。

このアイスはしっかり練ることで美味しさが格段に上がります。

なめらかながらもネットリと粘りがでて、ソフトクリームのようなフワトロ食感がこのアイスの売り。

ネットのレビューではそのまま食べての感想が多いようですので、ぜひ練ってからお試しあれ。

内容量113ml、購入価格88円。

イタリアジェラート協会「SIGA」の認定のゴールドシールが本物感をアピールして、"アイスミルク"と言えども侮れない一品です(^^)

ソーシャルメディアと情報発信~宇気郷公民館IT講座

2012年07月01日 | 如月十七夜の道草日記

7月4日に宇気郷公民館では「ソーシャルメディアと情報発信」と題したIT講座を開催します。

講師はまろまろ記でおなじみのまろまろさんこと渡邊義弘さん。

渡邊さんは現在松阪市の情報政策担当官としてご活躍中です。

最近は朝オフ会やスイーツ男子の会でお世話になってます。

講座ではFBを活用した宇気郷地区の魅力発信や災害時の連絡などについても、実際に画面を見ながら説明いただきます。

宇気郷公民館の講座ですが、宇気郷を応援していだだく方ならどなたでも参加できますので、ご希望の方は下記までご連絡くださいませ(^o^)丿

宇気郷地区市民センター
0598-35-0014(8:30~17:15、土日を除く)

本居宣長『菅笠日記』の古道を歩きます

2012年05月25日 | 如月十七夜の道草日記

明日26日に旧宇気郷村地内の「宣長さんの古道」を歩きます。

この企画は2月19日に予定していたものですが、大雪のため延期とし今回再実施することとなったものです。

>>明日の「伊勢古道探検ウォークin宇氣郷」は豪雪のため延期とさせていただきます

そのため、前回参加者の方などを優先にご案内したところ、すぐに定員となり広く一般の方にご案内できなかったことをご了承下さい。

現在スタッフ含めて52名の参加をいただいています。

毎回、多くの方に賛同いただき、ありがたいことと感謝しています。

道中は比較的わかりやすく安全なコースですので、ここにアップする行程とマップを参考に各々に歩いてみてはいかがでしょうか。

都合がつけばご案内いたしますので、どうぞお声がけください。

コースマップ

※画像をクリックすると拡大します。

紀伊半島交流会議伊勢街道分科会
松阪世話人 川村浩稔
090-5108-1430

絶句。

2012年04月11日 | 如月十七夜の道草日記
なんで、なんで。

理解できない出来事が、現実に起こる。

湧きあがる感情は、言葉にならない、

というか言葉にするとウソのようで。

しばらくぼんやり。

現実を受け入れることができない、したくない一日。

合掌、という言葉すら、ウソに聞こえる。

この世は無常、そんなことも考えられない一日。

心の整理がつかない、そんな一日でした。

2012.4.18記す

25日、午後3時ごろ発熱、そのまま15時間爆睡する。

2012年03月26日 | 如月十七夜の道草日記
15時間の眠りで見た夢。

胸をかきむしられるほどの苦痛と悲しみ。

身悶えする悪夢。

目が覚めて、普通に生きていることのありがたさをかみしめる。

時々イビキが止まることがあるらしいから、

もしかしたら、睡眠中にヤバイ状況があったのかも。

睡眠時無呼吸症候群かもしれん。

とにかくしばらくは早く寝ることにします。

ちなみに発熱ですが、26日朝6時にはすっきり治ってました(*^^)v

あららぎ古道、復活!

2012年03月20日 | 如月十七夜の道草日記

今日は12名の方の参加をいただき、あららぎ道の整備を行いました。

山仕事に慣れた“猛者”の方々に、道を塞ぐ倒木はチェンソーで次々に切り分けられ、荒れていた古道は見る見る間に、歩きやすい山道となっていきます。


私はというと、切られた枝を掃除するぐらいのことしかできず、それより、切り開かれどんどん復活していく古道の姿を見て、感嘆の声をあげて喜んでいる、という一古道ファンになっておりました。

「道が、戻ってるぅ(^o^)丿」

おかげさまで、4月1日には安心して歩くことができます。

今日の作業に参加いただいた皆さん、本当にお疲れ様でございました。

そしてどうもありがとございました。

今日のスナップ写真です。

    

  

    

    

  

    

    

  

  

この感動をあなたにもお分けしたくて。

大量アップしてしまいました(^_^;)

おかげさまで定員に達しました。

2012年03月18日 | 如月十七夜の道草日記
4月1日の「おひなさまの峠越え~あららぎ古道を歩く」ですが、おかげさまで定員となりましたので、締め切りとさせていただきます。

当初35名の定員のところ、参加希望の方が多いため55名まで追加OKとしましたが、本日で満席となりました。

できれば希望される方全員にご案内したかったのですが、今回、バス送迎の都合上やむなく定員制とさせていただいたこと、ご理解のほどよろしくお願いします。

なお、当日または20日の古道整備にボランティアスタッフとしてお手伝いいただける方がありましたら、ご一報ください。

伊勢古道探検ウォークシリーズにつきましては、本当に多くの方のご賛同いただき、ありがとうございます。

今後もこのシリーズを続けていきたいと思いますので、どうぞ今後ともおつきあいのほどよろしくお願いします。

紀伊半島交流会議伊勢街道分科会 
松阪世話人 川村浩稔

あららぎ古道の整備をします

2012年03月18日 | 如月十七夜の道草日記

4月1日に歩く"あららぎ古道"の整備を今月の20日に地元の方々と行います。

チラシより引用(テキストとPDF)

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あららぎ道整備作業のご案内

・作業日:平成24年3月20日(祝)
・小雨決行 荒天時は日を変更して実施
・集合:午前8時 弧雲山来迎寺前 又は午前8時20分 神ま路山集会所
・所在地:来迎寺/松阪市飯南町深野623、神路山集会所/飯南町深野2796
・来迎時位置図

・作業時間:午前8時30分~昼過ぎまで
・作業内容:倒木除去、道の掃除
・持ち物:軍手、タオル、山作業のできる服装・お茶・軽食

【お問い合わせ・申込み先】 
野呂修三 携帯:090-4858-4984
川村浩稔 携帯:090-5108-1430



>>あららぎ道整備作業のご案内 PDF(333kb)


>>おひなさまの峠越え~あららぎ古道歩き

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この伊勢古道探検ウォークシリーズで地域を歩かせていただく度に、地元では道中の整備や掃除などどの地域でも大変お世話になっています。

今回は参加者の方にも一緒に道の掃除をしていただければと思いますので、ご興味ある方どうぞご参集くださいませ。

4月1日のウォークに参加できない方も、あららぎ道を散策できる良い機会ですので、ぜひご検討ください。

最初は普通の山道だと思ってましたが、二度三度と歩くうちにいろんなものが見えてきました。

深野側では石畳の跡が結構あります。

昭和二十年代までが現役の道路だったということで、おそらく昭和より前のものではないかと地域の方はおしゃっています。

また、この道はあららぎ参詣だけでなく(口伝ではありますが)京都から伊勢参りをするための道でもあったこともわかってきました。

古道の掃除をしながら、その名残を見つけたりするかもしれません。

古道復旧マニアの方(そんな人おるん?)、どうぞお見逃しなく(^O^)/

ま、私が一番楽しんでたりするんですけどね^^;

    

  

  




3月某日に距離を測りに行ったときの現地の画像です。

雪も残ってました。

なにせ高度700mですので・・・。





旧飯南郵便局舎「和み」さん隣家が火災に見舞われました。局舎への延焼は防いでいただきました。

2012年03月15日 | 如月十七夜の道草日記
3月15日午後7時ごろ、飯南町横野の旧飯南郵便局舎「和み」の隣家より出火の情報あり。

「和み」さんでは3月23日より「思い出のお雛様in和み」というお雛さまを楽しむ行事が予定されており、すでに多くのお雛様が飾り付けられています。

取り急ぎ現地に駆けつけましたが、すでに出火元の屋根は落ち、裏の蔵まで火がまわっていました。

国道166号線も通行止めとなり、周囲は騒然としていました。

しかし、消防さんがたの懸命な消火活動のおかげで、幸いにも住民の方の命に別状なく、旧局舎への延焼も防いでいただき、建物は守られました。

お雛様も無事とのことです。

実際の火災現場を目の当たりにして、あらためて消防や救助活動をされる方々のありがたさを身にしみて感じました。

「和み」の館長さんの心労はいかほどだったでしょうか。

お見舞いを申し上げます。

4月1日の「おひなさまの峠越え」においても、こちらでいろいろお世話になりますが、このような状況でありますので、ご参加検討の皆様方には当日予定の変更があることをご了承願います。

>>火災時の様子を伝える夕刊三重記事 PDF(496kb)

>>3月15日20:14_現場の様子 JPG(29kb)


「おひなさまの峠越え~あららぎ古道歩き」のご案内

2012年03月09日 | 如月十七夜の道草日記

次回の伊勢古道探検ウォークの詳細が決まりましたので、ご案内をさせていただきます。

以下チラシより

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伊勢古道探検ウォークシリーズ第3弾 今回は軽登山!
「おひなさまの峠越え~あららぎ古道歩き」

今回の伊勢古道探検ウォークは、松阪市飯南町深野と宇気郷地区を結んでいた古道を歩きます。

この道は宇気郷地区の蘭(あららぎ)神社への参拝道のみならず、深野からは深野紙の行商、電信配達、宇気郷からは有名な眼科へ通う道でもあり、山ではわらびやよもぎ、萱(かや)を刈るなど両地区の生活道として重要な役割を果たした道です

今も当時の石畳が一部残るなど、かつての道の面影もみられます。

また、今回は深野紙で作られた「おりがみびな」を飯南町横野から「宇氣郷・山里のひなまつり」会場に運んでいただく企画も予定しています。

古道に興味ある方や地域づくりに関わる方をはじめ、沿道にお住まいの皆さん方、多くの方のご参加をお待ちしております。

・日 時:平成24年4月1日(日) 8:30~15:30
※雨天決行(コースを縮小して決行します)
・集合場所:飯南産業文化センター駐車場(午前8時30分集合)  
・コース:飯南町横野~深野~神路山~(峠越え)~柚原町(ひなまつり会場)
・参加対象:
古道や石碑などに興味のある歴史愛好家の方
地域づくり、まちづくりに興味のある方
一日かけて10km程度の山歩きができる方
・参加料:1,000円(資料代、通信費、保険代等)※各地での飲食代は実費です
・募集定員:35名(定員になり次第締め切ります)
・持ち物:弁当、水筒、雨具、タオル、山歩きができる服装・靴
主催/紀伊半島交流会議伊勢街道分科会 
共催/宇氣郷山里のひなまつり実行委員会・旧飯南郵便局舎「和み」
協力/柿野住民協議会・宇気郷住民協議会
後援/松阪市教育委員会  
協賛/深野和紙保存会

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今回は参加者の方々に、深野和紙の「おりがみびな」を宇気郷地区の「山里のひなまつり」会場まで運んでいただく予定です。
どうぞご協力のほどよろしくお願いします。

宇気郷ではぜんざいや珈琲、抹茶のお店もありますので、ぜひお楽しみに(^^♪

なお、前回雪で延期になった宣長さんの古道歩きは4月28日で調整中です。
詳細はもうしばらくお待ち下さいませ。



>>伊勢古道探検ウォークシリーズのご案内 PDF(111KB)
>>おひなさまの峠越え案内 PDF(312KB)
>>コース概略マップ PDF(748KB
>>宇気郷・山里のひなまつりご案内 PDF(216KB)


雨の東海道、おひな様をめぐって関から亀山へ

2012年03月04日 | 如月十七夜の道草日記

今日は「東海道のおひなさま」のおひな様めぐりウォーキングに参加。

関宿から亀山宿の間、街道沿いの立派な屋敷に飾られた、江戸末期から明治、大正、昭和初期のおひなさまを楽しんだ。

途中から降りだした雨に気をもみながらも、7kmの道のりを2時間半かけて歩ききる。

「雨の中の街道歩きも、しっとりしていていいものだ」
とは雨男2人組みの聞こえの良い言い訳^^;

天気はともかく、町並みウォッチ、亀八食堂、足湯、古民家喫茶なども楽しめて、良い一日を過ごせました。
























深野和紙のおりがみびな

2012年03月03日 | 如月十七夜の道草日記
旧飯南郵便局舎和み(なごみ)さんにて、おりがみびなに挑戦。



ご指導いただいたのは飯南町下仁柿の高尾みさよ先生。

深野和紙を使ったものは先生の試作品。

和紙のやわらかな風合いが、とてもなごみます。

今回は普通の折り紙で作り方を教わります。



カラフルなおりがみびなは、ぼんぼりまでできてみんな感激ものでした。

次回は皆で深野和紙のおりがみびなを作ります。

旧飯南郵便局舎和み(なごみ)さんでは、3月下旬から旧局舎内におひなさまを展示予定なのです。

和紙のおりがみびなもそこで披露されますので、また詳細がわかりましたら報告します(^^♪

>>旧飯南郵便局舎和み(なごみ)さんのブログ