ひげ爺さんのお散歩日記

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ボケ(木瓜)」  バラ科

2014年02月11日 21時15分37秒 | 日記
   ♪雲にそびゆる 高千穂の 高根おろしに 草も木も… (♪紀元節の歌)

       「ボケ(木瓜)」 バラ科 ☆2月5日の誕生花☆
         花言葉は… 妖精の輝き・先駆者・早熟



今朝の最低気温は午前3時の1.0℃。  最高気温は午後3時の5.0℃。
時折日は差すものの、冷たい風が強く吹き、寒い一日でした。

昨夜は強風が雨戸を揺らし、喧しくて良く眠れませんでした。 今朝になっても治まる気配は
無く、2階から眺める竹林は大きく傾いでいました。 寒そうと云う事で散歩は中止。
火曜日は母のデイケアの日ですが、今日は祝日と云う事でケアはお休みです。 私と妻の
どちらか一人が母を見ていなければならないので、今日は私一人で買い物に行きました。
買い物を済ませ、レジを打って貰っている間に、私は段ボール箱(商品を取り出した後の
箱は、買い物を入れて持ち帰って良い)の組み立てです。 組み立てて振り返ると買い物の
品は全てレジ袋に入れられていました(豆腐や果物などは更に薄いビニール袋に入れて)。
男一人の買い物、哀れに思ったのでしょうか(笑。 帰ってこの事を妻に話し、からかい半分に
「あのおばちゃん、親切じゃったわぁ、わしに気が有るんじゃなかろうか?」
「なに言いよるんね、お客さんが少のうて暇じゃっただけよ」 「あ、さよか」(笑。

今日は “建国記念の日” でした。 “建国記念日” ではないんですね(笑。
“記念日” と “記念の日” はどう違うのか?(笑。 調べてみると…
その記念する日が特定出来ていれば “記念日”。 たとえば憲法記念日は憲法を施行した
日が特定出来るので“ 記念日”。 そして “記念の日” は、記念してお祝いするために
定められた日なのだそうです。 現在 “建国記念の日”とされている2月11日は、神話から
導き出した「神武天皇即位の日」とされる日で、日本という国がはっきりと何月何日に出来た
とは分からないので、“記念日” と呼ばず、“記念の日”と呼ぶのだそうです。






明治の文豪“夏目漱石”の“草枕”に「ボケ(木瓜)」に関するこんな記述が有るそうです。
『木瓜は面白い花である。 枝は頑固で、かつて曲った事がない。 そんなら真直かと云ふと、
決して真直でもない。 只真直な短かい枝に真直な短かい枝が、ある角度で衝突して、斜に
構へつつ全体が出来上って居る。 そこへ、紅だか白だか要領を得ぬ花が安閑と咲く。 
柔らかい葉さへちらちらつける。 評して見ると木瓜は花の中で愚にして悟ったものであろう。 
世間には拙を守ると云ふ人がある。 この人が来世に生まれ変わると、きっと、木瓜になる。
余も木瓜になりたい』  …紅だか白だか要領を得ぬ花?(笑。 
私はほんわかとした色のボケ具合が好きですがねぇ。 そして、まだチラホラとしか咲いて
いませんが、私は満開に咲き揃う前の寂しそうな「木瓜」が好きです。 
「木瓜」はバラ科の植物なので棘があります。 江戸時代の華道の書に祝い事の時に生けては
いけない花として“鬼百合”“彼岸花”と共に「木瓜」が書かれているそうです。
同じ棘は有っても“バラ”は生け花としても贈り物としても人気が有りますが…。
原産地は中国で、日本には平安時代に渡来したそうです。

午後3時過ぎ、妻が散歩から帰り、入れ替わってご近所をちょっとだけ散歩しました。

夕食時、母に 「今日は何の日か知っとる?」 と聞くと 「さあ何の日かいねぇ、誕生日は
もう過ぎたじゃろぅ」 「今日は建国記念の日よ」 「へぇ~」 「紀元節よ紀元節。 おばあちゃん
よう紀元節の歌を歌いよったじゃないね、まだ覚えとる?」 冒頭の歌、まだ覚えていて
歌ってくれました(笑。 食後、私が風呂に入って入ると、こんな会話が聞こえて来ました。
母が 「うちゃ、もう晩ご飯は食べたかいねぇ」 妻が 「なに言いよるんね、紀元節の歌を
歌いながら食べたじゃないねぇ」(笑。 なんだかなぁ(笑。

今日の歩数    7,589歩=5.3km (夕食前の腹減らし、包近公園付近を散歩)
2月総歩数  154,997歩=108.5km(1歩を70cmに換算)
今年の歩数  570,614歩=399.4km

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6 コメント

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優しい色彩の花。 (69歳のラブレタ-)
2014-02-11 21:57:06
ひげさん、こんばんは。

まだコメントさんにご返事される前にお邪魔します。(私の眠る時間なので、お先にごめんなさい。)
ボケの花、ほんまに美しゅうおす!
京都弁をホンワカ遣いたくなる花ですね。沖縄ではこの27年間一度も咲いているのを見たことがない花です。

レジでのひげさんのロマンもむっちゃん(義姉妹に習って)のてにかかると、現実に戻されますね。
私の夫がひげさんのように言ったら「わぁ!ついにお父さんも♪いい人出来たのね、できたのねぇ♪」なんて、茶かすのが解っていたのか・・・最後まで言いませんでした。
そんなことを考えて読ませて頂いて、一人でパソコンに向かって笑っています。
お母様、ほんとに可愛い人ですね。
仲里の祖母は102歳で天寿全うして、紅白まんじゅうで見送りました。
お母様もうんと長生きして頂きたいですね。
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ボケるのも悪くない (ひげ爺さん)
2014-02-11 23:11:16
千江さん、こんばんは。

早々のコメント、ありがとうございます。
>ボケの花、ほんまに美しゅうおす!
なんで京都弁やねん! とツッコミを入れようとしたら…
>京都弁をホンワカ遣いたくなる花ですね
ああそうだったのかと、納得です(笑。

ほんとにねぇ、この花の白から薄ピンクへのボケ具合…
いやいや、ダジャレでは有りませんよ。 ほんとに奇麗ですよねぇ。
ぺコロスじゃぁ有りませんがボケるのも悪くない?(笑。

妻はひげがモテる分けがないと思い込んでいるんです…かな?(笑。
>「わぁ!ついにお父さんも♪いい人出来たのね、できたのねぇ♪」
はっはっは、この返しも面白いですね。
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おはようございます (70歳ー旅の途中)
2014-02-12 07:03:15
今日は温泉が遅い日なので、それでも昨夜も早々休んで、3時には目が覚めました。

屋根裏さんの言われるように、百科事典みたいなひげさんのお部屋。図書館かな・
知識の宝庫ですね。

ぼけの花。本当に清らですね。
妖精の輝きですか。
そういえばあの方に似ています。

私はうそをついているわけではありませんが、人の感じ方はまちまちですのでお許し願います。

夫婦の会話も色々。むっちゃんは正直な方ですね(おっと失礼)
千江さんは、願望を書いているんです。あまりに一筋だったので、たまにはよそ見してほしいと思っていたんです。
どちらも「ごちそうさま」いいご夫婦です。

綾子お母さまは、紀元節の歌覚えているんですね―きっと私もそんな風にかわいくなっていきそうな気がします。(うふっ)

すべてを忘れても、イタリア歌曲などを歌って、みんなを驚かせるかなぁ。「カロミョベン―」なんてね。

今日はあじさいでーす。
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信州でも咲きます (屋根裏人です)
2014-02-12 20:36:35
信州でも自然界の木瓜はいつもゴールデンウイーク
その頃に・・・でも長野市や松本市は3月の終わり頃から
信州は標高差で大きく花の時期が変わります
なので 桜のお花見も一ヶ月は楽しめます
綺麗に撮っていただいて・・この木瓜たちは幸せですね
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なぬっ? (ひげ爺さん)
2014-02-12 21:57:41
70歳旅の途中さん、こんばんは。

>百科事典みたいなひげさんのお部屋…
良い時代です。 昔なら、分厚い事典を引かなければならなかったのですが、
今は検索ワードを打ち込むだけで良いのですからねぇ。
とは言っても、間違った情報が伝染する危険も有りますから、注意しなければ。

>むっちゃんは正直な方ですね(おっと失礼)
ったくもう~ ムッ(怒。 ひげがモテないも、妻が正直なのも、当っているだけに
悔しいけど反論できません(笑。

はっはっは、よぼよぼのお婆さんが突然イタリア歌曲を歌い出したら
驚くでしょうねぇ。 この事を覚えておいて、30年後に実現して下さい(笑。
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信州の桜…楽しみにしています (ひげ爺さん)
2014-02-12 22:15:02
屋根裏人さん、こんばんは。

日本は長い(南北に)国ですよねぇ。 そして高低差も。
そうですかぁ、信州の桜はひと月も見る事が出来る。 
こちらでも吉野山の桜が有名で、千本の桜が見渡せ、山裾から山頂へ咲き上がるのに
ひと月掛かると言われています。 その様子を、下千本、中千本、上千本、奥千本と…。

シーズンになれば、信州の桜を屋根裏さんのブログでアップして見せて下さい。
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