朝から生憎の雨でした
今日は<無言館展>を観に行こうと決めていました
車で30分? いわば地元 の美術館です
無言館へは、以前から行きたい! 行きたい!! と
思っているのですが、今までそのチャンスがありませんでした。
数年前に隣の県で 無言館展 があった時に初めて観に行きましたが、
今回は私の住んでいるところなので、展示内容もより身近なもののはず!
画に添えられた説明を読むと、
生まれた年、出征はいつで、亡くなった年齢と場所も書かれています。
みんな、美術学校の学生や卒業生
名だたる画家の息子さんだったり、将来が楽しみな方達です
生まれ年をみれば、私の父や義父と同年代の方から
もう少し若い方達です。
無くなられた年齢は20代前半
そして、昭和20年前半に亡くなられている方が多いのです!
あと少し、もうちょっと 生き延びていたら・・・
終戦となったのに。。。
ご本人たちの覚悟は、それはそれは立派なもので、
遺言書を残されて、それが展示されているのもありました。
お国のために。。。
家族の為にという思いもあったかもしれませんね
義父は軍医として最初から最後まで
主に南方、ガダルカナルにも行っていました。
よく、無事に帰って来れたと思います。
戦地でのことは
ほとんど何も話さなかったと
夫はいうのですが。。。
今も世界の内に 戦争をしている国があることが
残念でたまらない
私は戦後の生まれ(ぎりぎり)
ずっと戦争のない(日本では)平和な時代に生きていける
そう、信じ切って 生きてきました。
その考えが 今 甘かったかと感じたりします
人類は 何処までも自分勝手で
自分の 欲望を叶えるために暴力をふるう
それは本能なのでしょうか?
生き物としての 本能だとしても
其処を 我慢したり、 他の手だてを考える知恵を
持っていないのでしょうか?
戦没画学生の涙の様な雨が 一日中
静かに 振っています
我が家のアジサイを載せました
コメントが遅くなりましたm(__)m
言葉が見つからないのですが、、
人間って、どこまで愚かなのでしょうね。。
リアルタイムで戦争を見ることが出来る今の世の中、世界中が見ているからこそ、戦争は止められると思っていたのに、結局上からの命令で戦わざるをえなくなってますよね。昔から変わっていないような。。
「無言館展」という展示を初めて知りました。見るのも辛いけれど、見てあげることで、犠牲になった彼らの命を認めてあげられるような。。言葉が難しいです。
今、ウクライナの戦争を見ていると、平和って、実はとても難しいことなのかと感じています。
お庭の紫陽花の美しさが心に沁みますね。。✨
私の説明不足でしたが、無言館は長野県の上田にありますね。ずっと其処へ行ってみたいと願っていたのですが、すすッと行けない場所なもので未だに実現していません。
無言館展とは、本家本元から借りてきた絵(開催する場所にゆかりのある方々の画を意識的に多く選んでいると思う)の展示会とでも言えばいいのかしらね。
才能のある若者達の命を散らせてしまう戦争。
上からの命令には背けないだけに、惜しい才能を沢山失ったこと、実感しました。絵の才能以外にも
其々の良さを持った若者達を。
平和の有難さをかみしめていますよ。