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10年続くかなとおもった自分のブログ。 9年目にこちらにひっこしてきました。

Steve Jobs 日本語版からの引用

2020-08-17 18:10:06 | 日記
小鳥ピヨピヨ「ジョブズが日本の禅を好きすぎる件」より引用部分をコピペ

出家の相談もしたが、弘文老師からは、事業の世界で仕事をしつつ、スピリチュアルな世界とつながりを保つことは可能なのだから出家はやめた方がよいと諭される。(上巻p96) 

弘文老師との関係はその後も深く、長く続き、17年後には弘文老師がジョブズの結婚式を執りおこなうなどしている。(上巻p96) 

「仏教、とくに日本の禅宗はすばらしく美的だと僕は思う。なかでも、京都にあるたくさんの庭園がすばらしい。その文化がかもし出すものに深く心を動かされる。これは禅宗から来るものだ」(上巻p208) 

ジョブズには、子どもたちに約束したことがある。13歳の誕生日を迎え、ティーンエイジャーになるときには、それぞれ、どこでも好きなところに連れて行ってやる、だ。リード(長男)は京都を選んだ。京都が持つ禅の静けさに父親が心を奪われていると知っていたからだ。(下巻p388) 

その20年前、ジョブズは、エリンの腹違いの姉、リサ・ブレナン=ジョブズがエリンと同じくらいの歳のとき、やはり、日本につれてきている。そこでリサの記憶に強く残ったのは、父親とおいしい食事をしたこと、食べ物には文句ばかりの父が穴子の寿司などを楽しむ姿だった。
<中略>
京都でエリンも同じような経験をしたという。
「パパは毎日、今日のお昼はここだといろんなところに連れて行ってくれたの。すごいそば屋を知ってるって連れて行ってくれたところがとてもおいしくて。それ以来、ほかのおそばが食べられなくなっちゃった。全然違うんだもの」
地元の小さな寿司屋も、ジョブズがiPhoneで「こんなおいしい寿司は初めてだ」とタグをつけるほどおいしかった。(下巻p389)

集中力もシンプルさに対する愛も、「禅によるものだ」とジョブズは言う。禅を通じてジョブズは直感力を研ぎすまし、注意をそらす存在や不要なものを意識から追い出す方法を学び、ミニマリズムに基づく美的感覚を身につけたのだ。(下巻p420) 

残念ながら、禅の修行によっても、禅的な穏やかさや心の平安をジョブズは得られなかったが、これもまた、ジョブズらしさの一面だと言える。ジョブズはせっかちでいらついていることが多く、それを隠そうともしない。ふつうの人間は心と口の間に調整器があり、凶暴な感情やとげとげしい衝動を適度に和らげて外に出す。ジョブズは違う。いつも、残酷なほどに正直なのだ。(下巻p420)
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