大倉から大倉尾根で塔ノ岳に登り、鍋割山稜で鍋割山へ行き、二俣経由で大倉に戻りました。
その様子を何回かに分けて紹介します。
今回はその3として、塔ノ岳から鍋割山までを紹介します。
その1の大倉から花立山荘まではこちらで紹介しています。
その2の花立山荘から塔ノ岳山まではこちらで紹介しています。
なお、前日の雨による積雪の様子を先行してアップしています。
積雪の様子は、こちらで紹介しています。
塔ノ岳山頂から、金冷しに向かって降ります。
金冷し手前の積雪が多い降り。

だいぶ踏み固まってきています。
金冷しまで戻ってきました。
塔ノ岳から15分ほど。

ここから直進して鍋割山を目指します。
朝登ってきたときは、鍋割山方面の踏みあとはありませんでしたが、
2人の足跡がついています。
金冷しから目の前の大丸までは、一旦降ります。

左手には、大倉尾根の金冷し手前のピークが見えます。

鍋割山稜はブナの大木が多く残り、大好きなポイントです。

降りが終わるとすぐに大丸に向けて登りとなります。

足元の落ち葉。

金冷しからから15分ほどで大丸に到着。
特にベンチ等ありません。そのまま通過します。
大丸からしばらく降ります。
途中左前方に鹿がいました。

こちらが先に気が付き、その時鹿は反対方向を向いていました。
10歩くらい歩いたところでようやくこちらに気づき、振り向きました。
のんびりした鹿です。
大丸から降る途中に、富士山が見えます。

大丸から降ると、小さなピークを登り降りしながら進みます。
この辺りになると樹木への着雪はほとんどありません。

徐々に足元の雪も1cm位になっていき、ところによっては
凍っている個所も、ドロドロの個所もありました。
きつくないアップダウンを繰り返します。
ブナ林のなかをゆるやかに登ると、

小丸尾根分岐に到着。
大丸から約10分。金冷しから約25分。
小丸尾根を降ると、二俣に降りることができます。
過去に小丸尾根を降った記事はこちらでご覧いただけます。
小丸尾根を登った記事はこちらでご覧いただけます。
小丸尾根分岐からは降りになります。

日陰は凍っています。
降っていた道が登りに転じると、

小丸に到着です。
小丸尾根分岐から約10分、大丸から約20分。金冷しから約35分。
小丸にも案内板のみあるだけで、ベンチ等はありません。
小丸から先は、最初こそなだらかな道ですが、

相模湾の展望が良いベンチがある付近から先は、急な降りです。
直線で400メートル進む間に、90メートル降ります。
降り初めのポイントから。

正面には富士山がドーンとそびえます。

右手には蛭ケ岳。

小丸からの降りは、木の階段がジグザグに取り付けてありますが、
凍っていてツルツルの所もあり、ちょっとヒヤヒヤしました。
木の階段が終わっても土と丸太の階段が続きます。

ここも土が凍っています。
ようやく降り切るとヤセ尾根を通ります。

鍋割山手前最後のピークを登ります。

途中で振り返ると、小丸と左に尊仏山荘も見えます。

鍋割山手前最後のピークからの展望。

鍋割山荘は目の前です。
ピークから降って行き、コルから見る主脈の山並み。

最後は鍋割山に向かって、ブナ林の中を登って行きます。
振り返ると、美しいブナの樹々。

やがて、鍋割山荘裏に到着。

鍋割山荘。

何度か鍋割うどん食べていますが、今回はタイミングが悪く食べませんでした。
山荘脇からの富士山。

山荘前からの展望。

鍋割山から後沢乗越・二俣経由で大倉までの降りは次回紹介します。
参考にGPSロガーで記録した高度/速度表示図を添付します。
塔ノ岳から鍋割山までです。

※これまで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。
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