かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

迫力の米子大瀑布と鮮やかな紅葉(長野県須坂市)

2018年10月22日 | 風景写真

長野県須坂市の米子大瀑布を訪問しました。

米子大瀑布は、四阿山麓の北側の岸壁にあります。
NHKの大河ドラマの『真田丸』のオープニングで、断崖絶壁の上に城がある映像が流れましたが、
それがこの米子大瀑布をCG加工して作成したものだったそうです。

米子大瀑布に行くには、狭い山道(舗装済)を30分以上進まなくてはならず、
週末は一般車両通行止めとなり、シャトルバスのみとなります。

その林道途中の様子


駐車場の奥の米子大瀑布への入り口とトイレ


駐車場の様子


駐車場からの景色


出発です
米子大瀑布への入口には無料貸し出し用のポールが並んでいました


1分で熊野権現橋に到着

熊野権現橋からの景色

下流方面


熊野権現橋から数分で、滝への道(直進)と周遊路(左)への分岐になります

(案内表示は、「大瀑布」と「遊歩道」)

分岐にあった案内板


落ち葉の道を進みます


分岐から数分で雨宿岩


さらに5分弱で奥万橋


ここから川を左手に登っていきます


10分弱で仮設の橋に到着

ここからは、不動滝が見えます

この橋は不動滝からの流れを越すためのものみたいです

さらに5分ほどで急な登りになり

上に小屋がみえてきます


米子不動寺奥の院に到着

仮設の橋から10分弱・駐車場から30分強でした


奥の院に向かって右手には不動明王の剣もあります


ここで2つの案内が2つの方向を示していたので、少し混乱
奥の院に向かって右手の説明版脇に「米子大瀑布 不動滝」の矢印
奥の院に向かって左手の周辺図脇に「米子大瀑布景勝地」の矢印

案内板を見て何となく、不動滝を近くで見たいのなら奥の院に向かって右側を進む
と理解して、奥の院から右奥に進み、ここから滝に向かってのぼります


奥の院から右奥の滝入り口わきには、たくさんの祠や石碑がありました


若干急な登りの途中の、色づいた木々の間から見える不動滝


登った道が突き当り、右・不動滝、左・権現滝の看板があったので、右へ
右に曲がるとすぐに目の前に不動滝が見えてきます


上の写真で見にくいですが、道の先の赤いロープまで近づけます
そのロープのところからの不動滝


不動滝と権現滝の分岐まで戻り、権現滝に向かいます
途中、祠と剣があります


鎖のある個所もありますが、特に危険は感じませんでした


権現滝ビュースポットに到着
権現滝は真近まで行けないようです
権現滝


権現滝から急な下りになります。

先ほどの奥の院の左側に戻ってきます。

(奥の院の屋根越しに岸壁が見えます)

滝から下ったところにある案内表示では、左が駐車場、右がビュースポット
左に行くと駐車場から登ってきた道に戻るのはすぐに理解できますが、
右のビュースポット=「米子大瀑布景勝地」が結びつくか疑問です。
(自分は事前に調べていたので、対岸の鉱山跡地とわかりました)

鉱山跡地へと向かいます
谷を越えなければいけないため下っていきます


途中の苔と落ち葉


権現橋に到着

橋から上流

橋から下流


さらに進むとだいこくばし

だいこくばしの橋の下まで降りる道があったので、橋の下から上流を撮影

だいこくばしの上から上流

だいこくばしの上から下流


だいこくばしからは少し登りになります
途中の色づいた木


対岸の岸壁とカラフルな木々


すぐに、木の無い開けた空間が目に入ってきます

ここが、米子硫黄鉱山跡です
江戸時代から採掘がはじまり、昭和初期には鉱山従業員とその家族1500人超という
大事業となったそうで、硫黄搬出のため須坂市内まで全長14Kmの索道(リフト)が
架けられたそうです。

鉱山跡地の入口から右手正面には、跡地背後に山が迫り


鉱山跡地の入口から左手正面には、不動滝とその岸壁が迫ります


鉱山跡地の道は、ぐるっと回りながら高度を上げていきます。
見る地点で高さや角度が変わります。

1段高いところから見る不動滝と権現滝


岸壁の上のカラフルな木々


鉱山跡地の西側には木々の中にあずまやが見えます

四阿山麓だけに「あずまや」って、つまらない。

鉱山跡地の道なりにくねくね進むと、トイレがありさらに遊歩道があずまやに向かって伸びます。


すぐにあずまやに到着

あずまやに向かわず直進するルートもあるようですが、現在通行止めとなっています。

あずまやから望む大瀑布


あずまやの正面から駐車場近くの熊野権現橋へと下る道があります


木々の中の遊歩道が気持ちがいいです


木々の間から紅葉も見えます


所々急な下りもありますが、


あずまやから20分弱で、熊野権現橋のすぐ先にあった分岐が見えてきます。


ここから熊野権現橋を渡って駐車場まではすぐです。


鉱山跡地から大瀑布は逆光等で写真には厳しい条件ですが、
その絶景はすばらしいものがありました。
色づきも素晴らしく、堪能させていただきました。