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ちゃわらの辻褄合わせの日々 Japan's rural daily life

雑記…日記、風景描写、思いついたこと色々 Diary and various things

【本:マンガ】『うつヌケ』田中 圭一

2017年09月01日 08時49分18秒 | 本・映画・Amazonプライム・テレビ 感想
『うつヌケ』

田中 圭一 作
株式会社KADOKAWA 発行

****************

ページ数 が173ページ
マンガなので
本が苦手な方も
比較的読みやすい本

この『うつヌケ』は
作者の田中 圭一さんや
ロックミュージシャンの
大槻 ケンヂさん
AV監督の代々木忠さん
小説家の熊谷達也さん
などの方々のうつ体験を書いている

色々な方の
うつ体験が載っているから
自分と近い
うつ体験をしている方もいて

うつに対して

立ち向かうぞ
オラー!!
ヽ(*`Д´)ノ

みたいな
気持ちではなくて

うつと
上手に付き合っていけばいいや
( ´∀`)

みたいな
肩の力が抜ける本

心に『うつ妖怪』を住まわせていても

『うつ妖怪』がいなくなったのに
たまにふらっと『うつ妖怪』が
戻ってきても

それでもいいのかな??

と思う

実際、私自身
よく『うつ妖怪』が戻ってくる

その時は
寝るか読書するか
ドライブするか
食べ歩きに行くか
ある時は逃げるか(転職とか)
『うつ妖怪』に構い過ぎないにする

あなたなりの
『うつ妖怪』との付き合い方の
ヒントになる本かもしれない

【本】『フィンランド・森の精霊と旅をする』

2017年08月31日 19時08分38秒 | 本・映画・Amazonプライム・テレビ 感想
『フィンランド・森の精霊と旅をする』

リトヴァ・コヴァライネン 著
サンニ・セッポ 著

柴田 昌平 訳
上田 美保子 監修

プロダクション・エイシア 発行

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A5サイズの写真が多くて
ページ数も125ページなので
読みやすい本

新婚旅行でフィンランドに行くので
フィンランドのことを知りたいと思って
手に取った本

フィンランドの本がそもそも少ない

なので貴重なフィンランドの本

本の内容は
フィンランドの人々と
木の繋がりについて

日本のご神木と近い繋がりだなぁ

と感じました

フィンランドの場合
人々の信仰を集める木であったり
木の神話があったり
人と運命を分かち合っている
木があったり

木を尊敬して
愛していることが伝わってくる

写真も多くて
木々の息吹を伝えている

フィンランドの古い詩も載っていて
フィンランドの雰囲気を伝えている

観光として行くだけでも
旅行は面白いと思うけれど

そこに住む人々の
信仰や内面のことを知っておくと
旅行の意味がまた少し違うかも

フィンラドに行ったら
木も注意してみてみよう

【本:小説】『騎士団長殺し』村上春樹著

2017年08月29日 11時48分42秒 | 本・映画・Amazonプライム・テレビ 感想
『騎士団長殺し』
(1部 顕れるイデア編)
(2部遷ろうメタファー編)

村上春樹 著
株式会社 新潮社 発行

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(本の感想ですが
ネタバレ要素はありません)


素直に
本当に楽しかった本だった

本のタイトルが
『騎士団長殺し』

『騎士団長』と『殺し』という言葉

凄くインパクトがある
言葉の組み合わせ

と買う時、思った

『騎士団長』という言葉から
中世ヨーロッパの甲冑を着た
スペイン作家の
『ドン・キホーテ』のような
騎士の話かな?

と思って読んでみたら

甲冑を着た騎士は
関係ない話だった

でも、読み進めると
タイトルの『騎士団長殺し』に納得

サブタイトルの
『顕れるイデア編』
『遷ろうメタファー編』

イデアって何?
メタファーって何?

遷ろうって、読み方わからないですが?

(ちなみに『遷ろう(ウツロウ)』
って読みます)

もうサブタイトルも謎だらけ

でも、読み進めると
その言葉が表していることに納得します

あぁ…そういうことか

みたいな

たぶん
この本の内容はあらすじだけでは
伝わらない深さみたいな
そんな面白さがあります

村上さん作品の
『ハードボイルド・ワンダーランド』や
『ねじまき鳥のクロニクル』に
似た雰囲気

この2作品が好きな人だったら
たぶん凄く気に入ると思う

また村上春樹さん
新作出してくれないかな??

映画【銀魂】

2017年07月27日 15時23分01秒 | 本・映画・Amazonプライム・テレビ 感想
映画【銀魂】

監督:福田雄一
キャスト:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、他

学生の頃からマンガで読んでいた
【銀魂】がついに実写化

ジャンプで連載を始めた
当初から読んでいた読者からすると

(銀魂が実写化するなんて
(゜Д゜)!!!)

という気持ちでした

だって
だって

タイトルからして
【銀魂(ぎんたま)】よ

ぎんたま の 【ぎ】から
濁点をとってみなさいよ

凄く下品な単語になってしまうのよ

絵も綺麗だと言えないし

でも
でも
凄く笑える

大好きなマンガだけど
実写化するのは
無理かと思っていました

だって
主人公が鼻くそほじるんですよ!

だって
神楽ちゃんは酢昆布食べまくりだし

主人公は眼鏡だし

近藤さんは変態ストーカーだし

土方さんはマヨラーだし

こんな役を引き受けてくれる
俳優さんや女優さんはいないよね

もし演じてくれたとしても
恥ずかしさから
中途半端な下品さになっちゃうよね

という気持ちで見に行きました

見た感想は

マンガの世界観を
しっかり再現している

俳優さん、女優さんがしっかり
役になりきっていて
見ていて本当に
銀魂の世界に入り込めました

むしろ大きなスクリーンで
実写でみると
細部まで表現されているから
マンガ【銀魂】で空知さんは
こんな風に描きたかったんだ

という新しい発見もありました

原作のマンガを読んだことがある人も
最近笑ってないなと思う人も
是非見て頂きたい映画です

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』

2017年07月13日 11時40分41秒 | 本・映画・Amazonプライム・テレビ 感想
http://choi-yame.jp/sp/


監督:成島出
原作:北川恵海
キャスト:福士蒼汰、工藤阿須加、他

久しぶりに邦画で泣きました。

パワハラが罷り通っている会社で
心も体もすり減らしながら
働いている姿が
昔の自分の姿と重なって
見ていて辛かったです

でも、これが日本の社会実態だと思った

もし、死にたい気持ちで
毎日会社に行ってる皆さま

ちょっと足を止めて
この映画観てみてください

死ぬことと
会社辞めること
どちらが簡単ですか?