さすらう年末

朝洗車をしようと思った

朝の8時なのに
ガソリンスタンドの洗車機の前で
車が数台列を作っている

並ぶ面倒くささと
12月の寒空の中
洗車が終わった車を
寒さに耐えながら
水滴を拭く作業を想像したら
洗車しない方が懸命なように思えた

家に帰って
ゴロゴロして
旦那さんとレトルトのカレーを食べた

旦那さんも
私も暇を持て余している

私が旦那さんに
「ドライブしようよ」

と誘い
あてもない
目的地もない
さすらう旅に出かけた

車に乗って
発車させた

10分くらい走らせたら
丁字路にぶつかった

旦那さんに
「こっちに行ったら
何があるかな？」

と聞く

旦那さんは
「どうせ何もないよ」

と言う

私は
「さすらうことが目的だから
何か特別な場所じゃなくて
良いんだよ

一応、方向と
どこに向かうかだけ
知りたかったんだ」

という

ナビも使わないで
道路標識だけを頼りにドライブ

道の駅を見つけて
ご当地カフェオレを買った

道の駅の広場の芝生は
寒さで黄色くなっている

孫を連れた老夫婦と
黒い中型犬と散歩してるおじさん
そして私達くらいしか
広場にいなかった

全部空席のベンチ達

私達は適当なベンチを選んで
太陽の日差しを背中でうけながら
さっき買ったカフェオレを飲んだ

期待した程の味じゃなかったけど
なんだかそれが楽しかった

午後の暖かい日差しが
眠気を誘う

背中に暖かい日差しを浴びた私達は
また家に戻ることにした

不思議な

昨日は東京観光に
旦那さんと一緒に行ってきた

東京で
行きたいところがありまして…

それは
親友が働いてるカフェ

地図アプリをたよりに
心配になりながら東京を歩く

朝の東京は
人がまばらで

冷たい朝の空気が
私の頬を撫でて
通り過ぎて行った

親友が働いてるカフェに着いた

親友が
「いらっしゃいませww」

と語尾に笑いがにじみ出てる

少しクラシックな店内に
カフェ制服の親友が馴染んでいて
なんか安心した

親友はレジを担当してたから
私語を話すと迷惑になる

軽くあいさつをして
オーダーをした

注文したコーヒーとカフェモカ
サンドイッチを受け取って

旦那さんと一緒に
席で食べ始める

旦那さんが美味しそうに
カフェモカを飲む

旦那さんの遠く後ろには
お客様の対応してる親友が見える

親友と旦那さんは
出身地も年齢も違う

親友も旦那さんも
私にとって大切な人

もともと交わる点がない人達が
私という共通点で同じ場所にいる

私にとっては不思議な感じ

そんな風に感じた
朝のカフェで

計算に組み込まれない

予定通り旅行に行っても

予定に組み込まれてない部分が
面白いこともあって

たまたま行った中華屋さんが
美味しかったり

計算に組み込まれない部分で
人生はできてるのかも

扉は閉まりました

会社で色々あった

人のことをネタにして
自分達はなにやっても
なにを言ってもOKな
バブル世代のおじさんやおばさん達

ウンザリしてる

バカにされたり
良いように利用されて
なおかつ
悪者にされて…

もうさ
50代のいい大人なのに
新卒以下なモラル

おじさん、おばさん達は
仕事中、人の噂話に花が咲く

自分達は楽しく仕事中話してOKで

仕事終わってから
後輩と世間話をしていたら
人の悪口を言ってるって
訳わからないことを
人事のお局様に言いつけて
私はつるし上げ

年上なんだから
敬えっていう態度もウンザリ

仕事の手順が間違っていたり
新卒の人達も出来る仕事が出来てない

その時点で
敬うなんで無理っすよ
(-ω-;)

5年近く働て
自分が在籍してる課だけど
内心どーでもよくなってる

会社も内心
早く倒産してくれた方が
転職しやすいから助かるのに
と思う毎日

会社の人と
関わり合いになりたくない

もうそれしか思えない

心の扉は閉まりました


そろそろ仕事変えようかな？

明日会社に行きたくないし

叶う願い

中学生の時に友達が

「夏休みにプレステの
ダンレボしたら痩せたわ」

みたいな話をしていた

私はプレステすら持っていなくて

(良いなぁ
私もダンレボしたいなぁ
(´・ω・`))

と私にしては珍しく
友達を羨ましく思った

あれから
10年以上経って
私も29歳

結婚して
初めてのクリスマス

旦那さんが私のために
実家から持ってきたもの





プレイステーションの
ダンスダンスレボリューション
((((；゜Д゜))))

願いは叶うのね
(*´∀｀)

中学生の時の私に
言ってあげたいわ
(*´ω`*)

ダンスダンスレボリューションを
持ってきた旦那さんは

「ダンレボして
痩せてね
(o´∀`)b」

とスパルタなサンタさんでした
(；´Д｀)