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ちゃわらの辻褄合わせの日々 Japan's rural daily life

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【本:小説】『騎士団長殺し』村上春樹著

2017年08月29日 11時48分42秒 | 本・映画・Amazonプライム・テレビ 感想
『騎士団長殺し』
(1部 顕れるイデア編)
(2部遷ろうメタファー編)

村上春樹 著
株式会社 新潮社 発行

****************
(本の感想ですが
ネタバレ要素はありません)


素直に
本当に楽しかった本だった

本のタイトルが
『騎士団長殺し』

『騎士団長』と『殺し』という言葉

凄くインパクトがある
言葉の組み合わせ

と買う時、思った

『騎士団長』という言葉から
中世ヨーロッパの甲冑を着た
スペイン作家の
『ドン・キホーテ』のような
騎士の話かな?

と思って読んでみたら

甲冑を着た騎士は
関係ない話だった

でも、読み進めると
タイトルの『騎士団長殺し』に納得

サブタイトルの
『顕れるイデア編』
『遷ろうメタファー編』

イデアって何?
メタファーって何?

遷ろうって、読み方わからないですが?

(ちなみに『遷ろう(ウツロウ)』
って読みます)

もうサブタイトルも謎だらけ

でも、読み進めると
その言葉が表していることに納得します

あぁ…そういうことか

みたいな

たぶん
この本の内容はあらすじだけでは
伝わらない深さみたいな
そんな面白さがあります

村上さん作品の
『ハードボイルド・ワンダーランド』や
『ねじまき鳥のクロニクル』に
似た雰囲気

この2作品が好きな人だったら
たぶん凄く気に入ると思う

また村上春樹さん
新作出してくれないかな??

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