懐中電灯で描いたハートマーク。(画像編集で赤を強調しました)
思いつきは一度の失敗から。
桜を懐中電灯で照らしてカメラにピント合わせを依頼し、シャッター半押し。するとカメラが合図をくれる。
「合いましたよ」(赤ポチ点灯)
よし、と下までシャッターを押す(2秒タイマー設定)。なんて作業をやっていたら、左手の懐中電灯を降ろすのを忘れたんですね。
そのままボーッとシャッターが切れるのを見ていたという、どこまで間抜けなワタシ(≧▽≦)。
そこで、そっか、お絵かきできるのか・・・と思いついた次第です。
一枚目の写真のシャッタースピードは3秒。シャッター半押しすると、
「○秒で行きますから」
とカメラが通知してくれるので、そのつもりでくーりくりくーりくりとハートの軌跡を描きます。
ええ、何度も失敗しました。イオス・キッスもけっこうウソつきますんで。この写真だって通知では10秒と言っていたのに、実際は3秒で露光を止めています。
描く線が最後まで行く前にカシャと音を立てて露光が終わり、ランドルト環の絵を何枚も作りましたヨ。
ランドルト環
「開いている所を言ってください」「左ななめ上」みたいなのを。
ところでこの場所、よそのお宅の居間の出窓のすぐ外、三脚でカメラ構えて何かしてる、一歩間違えれば不審者ですよ~。ゆっくり撮りたいのはやまやまでしたが、早々に引き揚げました。
ハートのほかにもかわいい模様を思いつけばよかったナと、ちょっと心残りがあります。その桜の枝の広がり具合に合わせて、いろいろと。懐中電灯アート。ちょっとがんばれば、スマイルマークとかできるかな?
ところで、
これはLEDライトで同じように照らしてみたものですが、イマイチ軌跡がはっきりしませんでした。不思議ですね。白熱球より光の直進性は高いはず、もっとクリアな線が出ると思ったのですが。
こちらはホワイトバランスは蛍光灯、パープルで大人な雰囲気に。
夜景撮影のおもしろさは目に見えない世界を作り出すこと、なんだそう。発想次第で楽しい世界が広がります。
これから桜前線が到達するところにお住まいの皆様、こんなお遊びいかがでしょう?
** 言わずもがなでございますが、他に撮影者がいる場合、被写体をライトで照らすのは相当な顰蹙、迷惑行為ですので、許可を得るとか控えるとか撮影マナーにはご留意なさいませね。**