ホ-ストラスト訪問記その3です。
ここには、現在約40頭の馬が穏やかに暮らしています。
最初にも書きましたが、馬の種類は、サラブレッドに限らず他に乗用馬やポニー、そして、在来馬である御崎馬も一緒に暮らしています。
もちろんサラブレッドが一番多いのですが、中には競馬ファンなら誰でも知っているような名馬もここにはいます。
まずは今年の春に北海道から来た タイキブリザード です。
1991年生まれ 現在18歳 生涯成績 23戦6勝 2着8回 3着2回
主な成績 97安田記念(GⅠ)1着 97京王杯SC(GⅡ)1着 96産経大阪杯(GⅡ)1着
95有馬記念(GⅠ)2着 95宝塚記念(GⅠ)2着 96安田記念(GⅠ)2着
海外遠征にも出かけています。
あのアメリカ競馬の最高峰レースである BCクラシック に2度も出走しているんです。
昨年は北海道で会っているのに、今年は鹿児島で対面できました。
なんだか不思議な感じがします。
やはりGⅠ馬の貫録というのでしょうか。 歩き方もしなやかであるように見えます。
この馬とは、個人的な思い入れもあります。 それは、忘れもしない 95年の有馬記念です。
それまで馬券をほとんど買ったことがなかったのですが、たまたま職場の人が
買いに行くというので頼んだのです。
そして、マヤノトップガンとの馬連を3000円買っていて、すてきなクリスマスプレゼント が当たったというわけです。
ここは安住の地です。ゆっくりといつまでも元気で過ごしてほしいものです。
続いての紹介は ハギノリアルキング です。
1990年生まれ 現在19歳 生涯成績 34戦7勝 2着3回 3着1回
主な成績 96日経新春杯(GⅡ)1着 95目黒記念(GⅡ)1着
96鳴尾記念(GⅡ)2着 95阪神大賞典(GⅡ)2着
父リアルシャダイの血を受け継ぎ、長距離重賞レースには欠かせない 名バイプレイヤーでした。
ここに来たときは、かなり足元の調子も思わしくなかったそうですが、ここでの生活に慣れたのでしょう
だいぶよくなってきている感じがしました。
ファンが多い馬ですので、これからも元気な姿を見続けたいものです。
次に紹介するのは、群れのボスに君臨する スナークレイアース です。
1995年生まれ 現在14歳 生涯成績 77戦12勝 2着13回 3着11回
主な成績 04盛岡マーキュリーC(交流GⅢ)1着 02金沢白山大賞典(交流GⅢ)1着
04名古屋グランプリ(交流GⅡ)2着 02上山さくらんぼ記念(交流GⅢ)2着
この馬は、11歳まで現役を続けました。 また、金沢競馬ファンの方が一番よく知っているかもしれませんが、
実は、白山大賞典に なんと 5年連続出走 しているのです。
同一重賞に5年連続出走できるなんて簡単にできることではありません。
ホントにおつかれさま。そして、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
写真はありませんが、この他にも オースミロッチ や ブルキング といった重賞勝ち馬も暮らしています。
次回は、今回訪問の主役 チェリーサウンドの様子を します。
ホ-ストラストHP http://www.horse-trust.jp/index.html