春とともに散った命。
椿の花には蜜があって、飢えていた子ども時代、吸った覚えがある。
保育園には2年通ったと言われるけど、私には年長の一年しか記憶がない。
保育園に行くまではネグレクト状態で、椿の花蜜や葉っぱで笛を吹いたり、トンボの目を回して捕まえ笹の芽を食べさせたり、芋の茎をポキポキ折って首飾りを作ったり、シロツメグサの茎を割いて2本絡ませ相撲をしたり【一人で】、植物って何もない場所でも結構遊び道具になります。
椿の絨毯、きれいでした。
幼い頃、長姉の友達の背中におんぶされ、レンゲソウの絨毯の中で鬼ごっこした。
下された時のふわりとしたレンゲソウの柔らかさと匂いが今も鮮やかに蘇ります。