昭和51年発売の五木ひろしさんのヒット曲【愛の始発】の歌詞。
昔、高校卒業後、企業社員食堂の厨房勤務をしていた時期があって、
若いのにど演歌大好きな先輩3人は、仕事中に大声で演歌合唱。
その日は、沖縄出身の先輩が大きな宮島【しゃもじ】で釜の中の煮物をかき混ぜながら【愛の始発】を披露。♪川は流れる橋の上〜
ご自分の美声に惚れ惚れしていましたが、長崎出身の女の先輩がすかさず
「え?橋の上って、変じゃない?橋の上に川が流れていたら橋じゃないよ」とツッコミ、近くにいた鹿児島出身の先輩が大笑い。
今から40年以上前、平和な時代でした。
しかし、令和の現代、川が橋の上を流れる事も珍しくなくなりつつあります。
橋や電柱が折れたり、土砂が家を潰したり、道なのか川なのか判別がつかなくなるほど容赦ないのが線状降水帯の豪雨。
被害は日本列島全土を襲いつつあります。
滝のような雨が降り続けば、地盤は緩み、川は氾濫、山崩れ、崖崩れで街が壊れてゆく。
6月はじめに体験した線状降水帯の恐ろしさ、今も恐怖が襲ってきます。
災害の脅威になす術もなく人は立ち尽く
す。どうかこれ以上被害が出ませんように。