これまで出会ったすべての人へ…

　私は、自分が今までに出会ったすべての人、物に感謝している。
　それらは、すべて、自然の恵みであり、完全なる大自然の一構成物であった。
　他人から、間違った考えを押し付けられたこともあった。
　しかし、「終わり良ければすべて良し。」である。

すべての主義は、いずれ消え去る

　一人の人間は、複数の主義・こだわりをもって生きている。
　それらのものはすべて、いずれ、改良せざるを得なくなる。
　いつまでも持ち続けることのできる主義というものは、あり得ない。
　一つの主義を、一人の人間が捨てたとしても、その人のすべてが消え去るということはない。
　間違った主義を誰かが持っているとしても、その人が悪人というわけではない。
　周りの人間は、その主義の誤りに気づき、それにとらわれないようにするだけで、それでよい。
　
　

受信の継続の重要性

　自然の波動を受信している状態とは、それを自分の心で自覚していることである。
　自然の波動を受信している状態を継続することは大切である。
　これこそ人間にとって最も重要なことである。

他人の存在理由

　他人は何らかの理由をもってそこに存在し、生きている。
　その理由を理解することができれば、私自身も自由になる。
　なぜなら、これまで無意味だと思っていた、他人の行動の理由が分かるかもしれず、そうなれば、自分をしばっていた、差別や禁止が無くなるかもしれないからだ。
　私たちは、もしかしたら、必要のないことに目くじらを立て、自分の行動を抑制したり、他人に不満を言ったりしているのかもしれない。

人の行為、発言、その他

　あらゆる現象は、完全なる自然の一部。
　そこに、私たちは、「過ちを見出した。」　という。
　他人や自分の、行為や発言に対して、「こうするべきだった。」　と注文を付ける。
　しかし、いかなる行為や発言も、それが現実になるためには、パワーとアイデアが不可欠である。
　パワーなくして、何も起こりえない。
　そうすると、自分や他人の、行為や発言をすべて、自然現象の一つとしてとらえるのが、正しいと言える。
　「後悔や不満は、すべて無駄。」　ということになる。
　人の行為は、日々進化してゆく。
　それは、直感というパワーが、人をより賢明な活動へと導くからである。