パワー(波動)こそあらゆる幸福の源

　空中を行き交う電波は、電気的なパワーと言い換えることができる。
　現代の科学では、いまだ検知できない種類の波もまた、電気的なパワーである。
　自分の考え方や、価値観が変わるのも、パワーを吸収することによって成し遂げられる。
　ただ、どれくらいの時間パワーを吸収し続ければ、価値観やものの見方が変わるのかは、未知である。
　したがって、そこには、ある程度の、待つ覚悟すなわち、忍耐が必要になってくる。
　パワーは人間の、ものの見方を転換させることによって、その人の悩みを一気に解消してくれる。
　忍耐の間、私たちは、じっとしていなければならないかというと、そうではない。
　普通に活動し続けることは、決して、パワーの浪費にはならないし、パワー吸収の妨げにもならない。
　パワーは、人を本来の状態、調和の状態に引き戻す。
　正常な活動の状態に戻してくれる。
　
　

あらゆるこだわりを、無理のない範囲で、少しづつ捨ててゆく

　私は、たくさんのこだわりを、長い間抱えて生きてきました。
　私が自分のこだわりに直面するたびに、私は、何とかそれらのこだわりを無くそうと、焦ったものです。
　しかし、批判的な態度で自分を見ても、進歩にはつながらない、ということが、最近になって、ようやく分かってきました。
　こだわりが、自然に、違和感なく、無くなってゆくようにすることの方が、いいのです。

無我の希望

　私たち一人一人は、それぞれに、様々の希望・願望をもって生きています。
　それらの数ある願望の中には、自分一人とは直接に関係のないものも含まれています。
　例えば、戦争がなくなってほしいとか、世の中がもっと便利になってほしいとかの願望がそれに当たります。
　これらの願いをかなえようと活動を開始しますと、時として、困難な状態が発生します。
　無我の願望と世の中の状態が、ぶつかり合うことがあるからです。
　そして、そのような時、一個人は、より効率的な肉体と頭脳を手に入れることになります・・・その願いの現実化のために・・・。

過ち、失敗

　自分で「過ち」と感じる行為、「失敗」と思える出来事のすべては、100％自分で取り戻し、修正しなくてはならない。
　それは、ある種の行為や、自分の考え方を進歩させることで解決する。
　しかし、それが本当に過ちであったのかどうかが判るには、時間がかかることもある。
　焦って、何かをしてもうまくいかないこともある。