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ホイッスルバード あいざわぶん

社会のあらゆる事象にホイッスルを吹く

出来ました!消防自動車の歌

2022-04-15 17:09:00 | ノンジャンル
昨日は雨の日だったので一日中部屋に籠っていた。
お陰さまで正岡子規全集・短歌の部を100頁ぐらい読めた。
そして余りにも退屈だったから、どんどん歌を詠もうと決めて
パソコンの前に座っていたら次の歌が頭に浮かんだ。
 
 漫才をせざる男が司会するテレビを横目に昼餉してをり

上手くはないが、まっ、歌にはなってるな、としてパソコンの
短歌ノートに覚えさせた。
で、(消防自動車の歌を作らねば・・・)と気合を入れた。

先ず、「消防車の」という初句が浮かぶ。
続いて、「出動せがむ」がすらすらと出たので調子いい。
そして、「幼児(をさなご)」が三句に来るのだろうと思った。
さて、ここからどうするかで、読者の脳に映像が浮かぶよう、
子供の動作を入れるのを良しとした。
で、次のような全体像が出来上がった。

 消防車の出動せがむ幼児が母の手を振る幾たびも振る

黙読し、なんか気に食わないので(推敲が必要)と判断。
三句の表記では読者が「ようじ」と読む可能性が高いので、
「をさなご」にした方が結句までスラスラ読めると判断。
そして、四句・結句のリフレインに効き目なしと判断。
なので、次のように変更。

 消防車の出動をせがみをさなごが握る母の手幾たびも振る

ほ~ら、ずっと良くなった!
定型を守って二句を「出動せがみ」としないのは、大切な
部分だから一音多くても助詞「を」を入れたのである。
「せがむ」ではなく「せがみ」としたのは私の感覚である。

思ったことがきちんと仕上がって幸せな気分になれた。
新聞投稿用歌が順番待ちしているので最後尾に並ばせ
ておこう。

【追記】
本日は文章を二つアップします。



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