ホイッスルバード あいざわぶん

管理人の死と新型肺炎ウイルス

昨日ブログを更新したのが午後4時45分頃。

間もなくピンポンが鳴り、警察官が吾が家にやってきた。

 

「あっ、先程お話をして下さった方ですね。実は管理人

さんが室内で亡くなられていたので、お訊きしなければ

ならないことが幾つかありましてお伺いしました」

 

〇死亡した管理人(夫)を見た最終日時はいつ頃か。

〇最近、近所で大声などを聞いたことがあるか。

〇私の住所・生年月日・名前・電話番号

 

他の住人にも訊いて回っているとのことだが、私は暇人

なので一番詳しいかもしれず、記憶を辿って話をした。

 

可能性としては、早くて26日(月)の夕方以降に死亡

したのであり、9日間も見つからなかったことになる。

あとは郵便受けに残る新聞から判断がつく筈と話した。

 

一旦引き上げた警察官が60分後に再びやって来た。

今回は、29日(木)の話だけを訊かれた。

26・29日はどちらも可燃ごみ回収日で、管理人・夫の

仕事が見てわかり易いから生存判断に役立つと、一度

目の警察官との話で伝えていたのである。

だから、郵便受けの新聞は29日分から残っていたのだ

ろう、と私は判断した。

 

警察車両は午後7時15分頃まで居た。

車のバック音が10秒以上も鳴ったので気付いたのだ。

彼らが居なくなって、やっと食事を作る気になれた。

遺体がある内は食べる気持ちになれなかったのだ。

 

 

さて、昨日は今年最初のリハビリの日だった。

中5日のリハビリだったので「痛気持ちいい」を通り越し、

痛い方が勝っていた。

 

私を担当する理学療法士は今治市出身の20代女性。

施術を受けながら「お正月は家に帰って美味しい物を

食べてきたの」と訊いたら、驚く返事が返って来た。

「父がウイルスに感染したので同居する母・兄が濃厚

接触者になり、私は正月なのに帰れなかった」と言う。

 

遂に、「名前を知っている身近な人の関係者が罹患」の

状況に私もなった、ということである。

きっと50代の父は、年末に飲み会(忘年会など)に出席

したのではなかろうか。

家族三名は土曜から活動しても良いらしいので、やっと

家族揃って正月を迎えられると、理学療法士君の弁。

 

あっ、もしかしたら死亡したマンション管理人・夫も、新型

肺炎ウイルスに罹患し、一人で自宅療養をしていて死亡

に至った可能性もあるね。

正確な年齢は知らないが、私と同世代の人なのだ。

 

【追記】新型肺炎ウイルスの新患が5.219名を記録した。

一度罹患して二度目の感染が無いのなら問題にしない

けれど、二度目も三度目も感染するし、後遺症も厳しい。

私個人は、画期的治療薬が開発されるまでは罹患せぬ

暮らしを望みたい。

痛い、苦しい、というのが本当にイヤなのだ。

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