障子張り

午後から妹と実家の障子張りです。

古い家です。障子が14枚あります。

今日は日当たりのいい廊下の6枚を張り替えることになりました。

誰も住んでいない家は寂しいです。とても埃っぽいです。

鍵を開け中に入り仏様に「来ましたよ　アッ」と手を合わせましたが返事はありません

大黒柱には背比べした後が残っています。

台所にはちゃぶ台が…

そうそうあそこがお父さん　此処はばあちゃんが坐っていたな～

私はここだった。板張りで足が痛かったし崩せば直ぐに怒られていたな～

思い出いっぱいです。

障子の張替えは子供の頃から手伝っていました。要領は心得ています。

この頃は糊付けするのにチュウブに入った糊を　さんに沿って押し付ければ簡単に出来ます。（初めて知りました）

そして大きな一枚の紙を貼り付けていきます。

簡単に6枚出来上がりです。

部屋が一変に明るくなりました。何だかとても嬉しい気分です。

けれど　もう張り替える事も無いでしょう　これが最後になるでしょう。

チョット寂しいですね。

庭の雑草の中に赤い鳳仙花を見つけました。

　　

何だか母が笑っているようでした。