悪性リンパ腫(癌)になってから色々思うこと

令和元年8月、43歳の時に悪性リンパ腫ステージ4の診断を受け治療、令和2年3月に寛解。
色々思うことを記録します。

焼き栗

2019年09月28日 | 日記
栗はビタミンCが豊富なので食べるべし!
旬のものも身体に良いので取り入れます。
篠山城の周りには観光客むけの焼栗屋が軒を連ねています。一軒一軒味見ができるのでブラブラ散歩しながら味見して話を伺った。篠山本来の焼栗を貫いているのは一軒しかなく、大きな鉄の鍋で篠山産の栗を焼いています。それ以外は、ポン菓子の機械でポンしていました。丹波で食べるなら栗だなと思って来た客の足元をすくうように中国産や冷凍の栗を扱っている店が多いのが残念。聞かないと教えてくれないが、、、しかし食べ歩いて一番美味しかったのは、熊本産の栗をポンした焼栗だったので迷わず熊本産を購入しました。
印象操作に味覚が勝った!と誇らしげに天然の甘みを堪能してきました。


入院前に断髪式 坊主頭で抗癌剤治療

2019年09月26日 | 日記
頭部のコブが悪性リンパ腫と診断されてから、いつかは頭を丸めて腫瘍を見やすくする必要があるなぁと考えていました。抗癌剤治療による副作用で髪の毛が抜けることが分かっていたので、思い切って入院前に頭を丸めてみました。坊主にしたのは小学生以来で新鮮でしたし、思っていたよりも似合っていたので良かったです。

断髪式は、20年以上お付き合いのある美容師さんにお願いをしました。コブが癌とわかるまで、コブのこともいろいろと相談していたので感慨深かったようです。心配をかけてしまって申し訳ないなぁと思っています。

嫌々治療しても面白くないし、楽しんで抗癌剤と向き合っていこうと考えていました。
人生初の体験ができるということは、経験値も増えるし、話の幅も広がるし、抗癌剤治療をした人の気持ちもわかる。両親も癌だったので、すこしだけ両親の気持ちにもなれたのかもしれません。でも、今思い出してみると、両親は髪の毛が抜けていなかったなぁ・・・と思うと抗癌剤の種類や量の違いだったのかもしれないですね。

抵抗しても仕方がないことは抵抗せずに、受け入れる。受け入れて次に行動できるタイミングまで力をためておこうと思っています。

治ったらまた髪の毛が生えてくると信じてw



酵素玄米

2019年09月26日 | 日記
酵素玄米を家で初めて作ってもらいました。発酵1日目なのでこれからもっと発酵していき4日目位が一番栄養価が高いそうです。
有機栽培の野菜を中心に毎食食べています。調味料なしでも野菜そのものの味があって美味しいです。



骨髄穿刺(マルク)が痛かった

2019年09月23日 | 日記
PETCTの結果をみると、色々な所が光っていたのですが、骨髄にも少し光っている場所があり、検査をすることになりました。PETCTでは、癌があるところが光って写ります。骨髄は血を作るところなので、とても大切です。

骨髄穿刺(通称:マルク)をして検査をしたのですが、痛かったです。
痛かったら言ってください!とよく言われるのですが、痛いって?まだ我慢できるし、と考えていたら冷や汗出てきて痛みに耐えていました。痛みは我慢!という美徳みたいなものがあるのかもしれませんね。昔からそう教えられてきたから、痛くても我慢する癖がついていたと思うしかないのですが、よくよく考えると痛かったです。もうやりたくない検査の一つになりましたが、入院してからもマルクは続きました。

やはり、いつも思うことですが、個人差があるということ。
感情や感覚は計ることができないものだと思います。この人大げさだなぁと思うことが今まではありましたが、その人にとってはきっと、とても痛いものなのです。自分の基準で他人を判断してしまう癖を直さないと思うようになりました。
それと同時に、自分の感じたことを素直に表現することも大切だと思います。こう言ったら、こう思われるのでは?と考えるのではなく、自分が痛かったら痛いし、美味しかったら美味しいし、綺麗だと思えば綺麗なんです。その感情を受け入れることが大切で、共感できなくても悪いことではなく、色々な感情、考え方があるんだなぁと思える人が増えて、そんな社会ができたら、良いのになぁと思うようになりました。