悪性リンパ腫(癌)になってから色々思うこと

令和元年8月、43歳の時に悪性リンパ腫ステージ4の診断を受け治療、令和2年3月に寛解。
色々思うことを記録します。

原因不明の癌・悪性リンパ腫

2019年09月08日 | 日記
悪性リンパ腫になった原因は先生も解らないという説明を受けました。これは先生が無知、無責任であるからではなく、悪性リンパ腫の解明ができていないのが現状の医療のようです。いろいろな要因が複雑に絡み合っている病気というか、細胞分裂の時に異変が起こり正常に細胞分裂ができなかった細胞が癌細胞となり、癌に発展していったみたいです。悪性リンパ腫は、遺伝ではないということはハッキリと言われました。他の癌では遺伝でなることもあるようですが、悪性リンパ腫は違うみたいです。



原因がわからないとなっても、自分なりに色々と原因を見つけたいもので、生活を振り返ってみました。二度と同じ病気になりたくないので、改善できるところは改善していきたいと思っています。
私の場合は、タバコもお酒もやりません。運動も週二回、フットサルやサッカーを何年もやっています。仕事やプレイべーでのストレスもそれほどないと思っています。食事は、添加物が多く含まれる食事というものはなるべく避けていました。昼は外食ですが、揚げ物好きでもなく、特に偏った食事をしていたわけではありません。一般的に言われている癌になりやすい人の生活を送っていないのになんで癌になったのか?とても不思議ですが、なんらかの原因があるとすれば、『睡眠不足』と『甘党』が考えられると自己分析しました。睡眠は、平均5時間ぐらいで、20年以上続いています。それと甘い物が好きです。それでもそこまで寝てないわけではなく、そこまで甘い物を食べていたわけでもないというのが本音です。

やはり、これだ!という原因がわかりません。

周囲の友人からは、健康に気を付けていたのを知っていたので、『なんで癌になるの?』という驚きの声が多かったです。

ただ、一つこの病気になってわかったことは、人間ひとり一人、同じではなく違うということです。これを食べれば健康になる、これをやったら病気になる、という話は全くあてにならいということです。

ひとそれぞれ身体が違うし、心も違います。なんらかの特徴が似ている人はいるかもしれませんが、全員が同じではないということを強く思い知りました。
それと、人間の身体に関して医療が進んでいるといわれますがまだまだ解明できていないということです。身体と心、それに生活習慣を含めて偶然発病する悪性リンパ腫の原因はわかりません。

最後に今思うことは、正解があるようでないのが人生だと思います。健康の方程式も、成功の方程式も、幸せの方程式も万人にあてはまるものは、あるようでありません。自分の身体や心と対話しながら、やりたいことやって、食べたいものを食べて、幸せに1日を過ごすだけで良いと今は思います。