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内倉ひとみのブログ

光・みつめる
美しきものたち

そう忙しいわけじゃない

2012-05-29 | 日記

もうひとつの美術館「森においでよ」が本日を持ちまして、終わりました。

実のところ、そう忙しいわけじゃないけど

なんだかとても落ち着かない

栃木県立美術館のシンポジウムのために、現実を知らないわけにはいきませんからね国会事故調査委員会のUSTREAMを連日聞いていましたら、

制作意欲が   ゲンナリ。。。

でも、管さんは、まともにみえた。

と同時に、電気の供給を受けている人々すべて、もちろん私もこの事態に責任があることを痛感する。

毎年2月頃から、3匹の犬たちにダニがつくのですが、これまで、総計10匹も捕っていない。

森の散歩に行くからヤマダニなんだけど。。。

このところ、まったく居ない。こんなことは初めて、どういうことだろうか??

 

さて、もう十分!  気持ちを集中させて、またお籠りに入ります。

 

 

 

 

 

 

 


ごめんちゃい!

2012-05-25 | 日記

すっかり、更新していないのに、それでも多くの方々が私のブログを訪問してくださって。。。

感謝致します。

このところ、ほんとやることが多くて。。。

作曲家久保摩耶子さんは、昨日の夜、ベルリンの自宅に着いたことでしょう。

面白かったなぁ。

今回は、私の親友、芦野御殿山のもみの木を紹介した。樹齢400?600年くらいだろうか。もちろんもみの木君の足下まで登山して紹介した。

まったく人の手の入った跡は見当たらず、落雷の大きな傷跡も何カ所か。その姿がなんとも力強く、おおらか。

ひとみ、おまえも頑張れよと言ってくれるようだ。

彼は、ちょうど、我家のベランダから遠くにまるで煙のような形で見えるんです。彼といいましたが、私のイメージでは中性です。

それから。。。

栃木県美術館の展覧会のカタログに載せるたった400文字のコメントを練っていたら、ふと原発の現在が気になり、ネットで信頼できる反原発の先生方の記事、海外メディアの情報をむさぼり見た。

4号機の現状、双葉断層のことを考え、もっと酷くなるということを考えるだけで恐ろしくなる。

そして、お金の呪縛から抜けられない政治家、学者、企業。

空間線量で年間4ミリシーベルトを超え、また、地元のものを食べているのだから内部被爆だって当然してる。歳だからといってもねぇ。。。後30年生きれば良いからと言ってもねぇ。。。忙しいこともあるが、とても家庭菜園を楽しむ気持ちにはなれない。

地獄というのは、死んでからいくところではなく、この世のことなんだと実感する。そう思うと、不毛な期待も責任の所在を探し暴く気もしなくなり、なんか清々する。

しかし、子供の居る人たちは、大変だろうなぁ。実際、外を歩いている子供たちは、見かけないもんね。

この国の中枢に居る人たちは、国のことも国民のこともただの道具にしか思っていないようだ。こんな政治がどこにあるのだろうか。北朝鮮と同じじゃないか。

この世が地獄なので、彼らは、もはや落ちる場所が無い。

もちろん、動物も植物も、可哀想。。。

犬とお散歩していると、道端のタンポポの首がやけに長いことに気付く。長過ぎて蛇のようにのたうち回っている。タンポポって、こんなものだったかしら。。。

皆既日食は、作品「光の胞子」で製作中のリュミエールに反射させて、ほの白く光る奇麗なドーナツのような写真が撮れたが、いつか写真をお見せすることもあるかもしれません。

武井額縁店に頼んだ額2点は、前回の10倍は素晴らしい出来映えとなって届いた。

一昨年、アートワークの会社を設立された方に、そのうちの1点を送ったところ、大変喜んでくださった。遅ればせながらやっとお祝いが出来た。

 


子育て

2012-05-07 | 日記

金魚のオベベとネマキの子供たちが、4月4日にふ化したのですから、ひと月が過ぎました。

その間、かなり淘汰されてきました。

大きい子と小さい子の個体差が大きく出始めています。

大きい子は、すでに色の斑、そして尾びれが割れてきている。まだメダカの稚魚と変わりない子も居るのに。

大きいからといって丈夫で長命とは限りません。全く解りません。

お昼に、近所の鉄工所の社長さんが、金魚を見に来てくれた。持って帰るつもりだったそうだが、まだあまりにも小さい。

あと2ヶ月ぐらいは、待ってほしいと話す。

そして、窓の外、ベランダに犬のレノンの毛を集めに来ている子もいます。

忙しそうですねぇ。みな、生きることに真面目。

 


春のシンフォニー

2012-04-29 | 日記

山桜がいっぱいあるんですよ。

最後の桜まで、1ヶ月は楽しめるかな。

15年も経つと、森の樹々がこちらにかぶさって来て、一時は良い日陰と言っていたが、もうあんまり。。。

真夏でも、なんか寒いし、ベランダもカラッとしない。

家に影響しないように伐採して貰うとどうなるか、

先日、松を切り倒してくれた木こりのお兄ちゃんたち。正しくは、なんとか林業と会社組織になっています。

彼らに訊きましたら、2万円/日の3人チームで仕事するとのこと。

一日じゃ終わらないかも??

ということは、12万。

薪ストーブの薪は、毎年3万かかるので。。。

伐採したものを庭に集めてもらって、きっと3年分くらいになるかも。。。

とすれば、大した出費にはならない。よし!

今年の冬の始まりには、依頼しよう。

一番最初に開花した桜は、こんな感じ。

そして玄関先のロイヤルホワイトは、満開。

なぜ、こんなに桜に夢中になるのだろうかと思いながらも、やはり美しいなぁ。

日々、緑色が差して。

これから咲く桜、下にドウザンのつぼみ、右にはヤマツツジ。

みんなまじめだなぁ。

奥の白いのは、梨。ユキヤナギの塊があって、右のピンクはネクタリン。下の紫は、カキオドシ?

美しいなぁ~。 

 

6月末、実家に帰るための航空券、2ヶ月前売りのバーゲンチケットをゲットした。

かつては、片道5800円也というのがあったが、いまは最安値で8800円になっている。

飛行機に格安航空会社が参入してくれてほんとにありがたい。新幹線も早く買えば半額くらいにしてほしい。

現実的なことばかり、考えるとまた頭痛になるので、

 

ベランダで、春のシンフォニーに浸り、ビールでも飲もうかな。

 

 

 


一昨日よりの庭

2012-04-27 | 日記

遂に、満開。

ささらも気持ち良さそうです。

向こうの丘、御殿山の桜。よく見えます。

先日、近くの山の伐採に来ていた木こりさんに、枯れていた大松を切り倒して貰った。

早かったなぁ。二人で来てくれて、あっという間、ものの3分。

15年も、どうも要らないね。でも生きてるし。。。枯れると良いのにねといっていたら、ついに枯れた松。

あまりにさっさと快くやってくれたので、3000円でいいと言ってくれたが、5000円払い、苫小牧から送ってきたエゾシカ肉の塊をおまけに差し上げる。

さすが、山の若者たち、山の恵みジビエを知っている。今日は晩酌が楽しみと言って喜んでくれた。

で、この景色となった。我家のベランダから。

お昼には、連れ合いの友人たち4名様が千葉から花見。

暑くもなく、寒くもない。こんな素晴らしい日は、滅多にありません。

皆さん自然、動物好きの自然派で、連れ合いの相棒、東ヒキガエルの琴ちゃんと遊ぶこと童心。

美味しいものを食べ、軽くお酒を飲み、♨に入り。

その後、今日も冷たい雨模様が続いている。薄ら寒く今日も薪ストーブを焚いた。

 

今日の私の困ったことは、朝から東京ガスのCMの八代亜紀の歌うエネファームの歌が頭の中で渦を巻いて、終日離れない。

ああ、困った。。。CMとしては、これほど私を侵すのだから大したものだと思いながらも、

節電~ん、発電~ん、はつせつで~ん。。。えねふぁ~~む♩~。

どうにかしてちょ!

 

 


春の前に

2012-04-25 | 日記

埼玉の友人姉妹が、久々に来た。

芦野♨は良く知りすぎているので、お山の方へ行くことにした。

めざすは、北温泉。

茶臼岳は、まだこんな。美しいなぁ、3人でため息。

残雪のブナ林の中に、碁石のような柄のコジュケイのような鳥がチラリ、青い鳥もチラリ。

そして北温泉。

駐車場から山道を降りる。

写真では、この程度ですが、本物は、ほんとに美しい。

折口信夫の著作に、「冬の語源は、ふゆ、増える、殖える、富ゆ。」であるとあった。

まさに、この山の胎内に満タンの「ふゆ」がある。

駐車場には、7、8台駐車していたので、お客さんは、いるはずだが。。。

それにしてもこの道は、どうだろうか。。。

昨日、落ちたというよりは、今朝、落下したような感。。。

私は、自身を全く運がいいとは思わない。

むしろ、私という触媒が、そこに侵入することでハプニングやカタストロフが起こるとさえ思う。

で、やめよう! と引き返す。

殺生石まで戻り、すぐそばのお気に入り「松川屋」の♨に入ることにする。

松川屋さんの2種類のお湯、また湯船からの眺めは、なんといっても最高。

また、なんといっていいか、、老舗旅館で素晴らしい設備なのに。。。

いつもお客がいない。これがまたまた素晴らしい。

そして、厨房で使わなくなった食器を出してあるので、よかったらどうぞといわれたので、みてみると。

お上品な食器揃いではありませんか。

姉Z女史と私は、入浴前だというのに物欲丸出しで、品定めして♨バックに詰め込む。

ピアノ教師の妹A嬢は、呆れ返って無言で眺める。

それがまたおかしくて、漁る。

素晴らしい♨にのんびり浸かり、お土産付き、いや、入浴料は十分にとった。

♨帰りととは思えない、カチャカチャ音のする膨らみに膨らんだバッグを持ち、「ども~」。

 

 


PC

2012-04-16 | 日記

なかなかHDMIケーブルが届かず、得意の「どうなってるのですかぁ~」と、ドヤシの電話を入れようと思ったところ、来た。

佐川急便に代引きですと言われ、あれ~、、、代引きのお金を用意していたのに、時間がたちすぎて、すっかり忘れて使い込んでいた。

えとえと。。えと。。やっと足りた。やれやれ。

そしてつなぐ。良くわからないのだが、環境設定からディスプレイ検出して。良くわからないがミラーリング。。。即ち同期ということ?? をクリックすると、こうなった。

先ほどまで、手前のちびモニターが気になり消せないものかと思いましたが、次第に、手前は、気にならなくなるものですね。

そして、スクリーンセーバーには、フラミンゴを選択。

昨年10月のアルルスルテック村往復のTGVの車窓から、地中海沿いの塩田が連なる湿地帯に、群れをなしていっぱいいたなぁ。

アフリカが近いんだと思った。

自然の中でのフラミンゴの群れは、1997年のインド旅行。デカン高原の最南部の大地で見たことを思い出す。

水牛たちも水浴び、大きな鳥の群れが夕焼け空を舞い、どの景色もそれぞれ美しかったなぁ。

 

 


待ちわびる

2012-04-16 | 日記

今年は、梅干しがたくさん作れそうです。

ささちゃんももうこの春で、18歳、馬齢でいくと19歳。早いものです。

一度も病気をしたことがありません。なにをおいても健康が一番の孝行です。孝行馬娘。

プリンスとエリカちゃん。

 


びっくりしたなぁ~もぅ~

2012-04-10 | 日記

そういえば、沖縄の帰りはドレミファじゃなくてソラシド航空で鹿児島へ、叔母がちょうど私の実家にいくというので、叔母の家と我が家の途中の鹿児島空港でピックアップしてくれた。

妣は、6人姉妹の2番目だったがみなとても仲が良く、私は、母の歳はなれた妹たちからは、続きの妹のように育った。私は妣の姉妹たちが大好きだ。

実家では、着くや否や、父のリクエストを聞き、すぐに仕事に取りかかった。そのままずっと10日間働きっぱなし。

そして、スカイマークで羽田に着き、株式会社ミューズへ相談していた紙の件の結果をきくために。

すると、社屋の玄関に驚きのwelcome。

冗談もすぎると言えばそうですが、決してお暇な訳ではない中、このようなことをしてくださって。

私は、まったく権威なんて興味ありませんが、そのお気持ちに感謝。

 

 


まだまだ

2012-04-07 | 日記

朝、氷が張っています。

日差しはすっかり春ですが、寒いのなんのって。。

やっと梅の花がほころび始めました。

山もまだまだ。

で、お楽しみはなんといっても3日ほど前から、孵化の始った金魚の稚魚。

メダカは、すぐに泳ぎまわりますが、金魚は、3日ほどじっとしてるのだそうで、水槽の壁に張り付いています。

オスのオべべとメスのネマキ、10日ほどまえ、産卵行動が始っていることに気づいた。

その日は終日、餌も口にせず、夜中に産んだのでしょうか、翌朝、水草にびっちり卵が着いていました。

メダカは、毎年産卵させてきていますが、金魚は初めて。オべべもネマキもきれいな体色なので、いろんな柄のが出ると思います。


えらいこっちゃ!

2012-04-07 | 日記

この現状をどうにかしようと、

PC,カメラ、といった先端機器につよいH画伯に教えてもらったとおりに買い揃えた。

MacBook Air を液晶モニターにつなぎ、外付けDVDをつけて。。。と。。。

が、、、、まず、外付けDVDが画面に表示されないことに2時間は、ロス。

ファインダーの中にきれいにしまわれていた。安心。。。

で、NTT光の接続アシスタントを入れるが動作しない。NTTへ電話すると、無線LANも必要なことがわかり通販で買う。

また、Mac 10.7.3には、そもそも接続アシスタントは対応しないそう。なるほど。。。

で、こんな始末。

でもひとつひとつわかることは、かすかに光明が見えると自身を励ます。

が、どうにかきれいにシンプルにしたい机周り。

 


名護市博物館

2012-04-05 | 日記

 玄関の屋根にこんもりとブーゲンビリアに看板。博物館然とした敷居の高さは全く感じられない。

施設管理と展示に一体感があるということは、、、学芸の好きなようにやってるのだろうか? 敷地内の散らかりようも、なんか好感が持てる。

かわいいシーサーと一緒に、パチリ。横位置になってもお許しの程。

ここにも、パチリ。

これは1.5m角ほどの細密画。沖縄古来の民衆の暮らしの図。とても丁寧でよかった。

で、動物がすべて剥製。

 子豚たちも剥製。

当然、この山羊たちも鶏も。

ほかにもおもしろいものがいっぱいあったが、度肝を抜かれました。

馬の剥製君も馬車を牽いて働いていました。

どの剥製も、少し口角が上がっていて、少し笑っているように作られているので、救われた。

で、

居心地がいいので、民宿「沖縄時間」にもう2泊宿泊を申し込むと、満室である。

こまったなぁと、ご主人がすぐそばの「ゆうがふいんホテル」の支配人と懇意ということで、そこも満室だったが、予備室ならと、6000円のところを5000円に負けてもらって、お引越し。

ところが、私の通された部屋は、これ。

8階のオーシャンビュースイート。

手違いがあったらしく、あいているのは、ここしかなかったそう。

ホテルの真下に、屋外球戯場と、屋内球戯場があり、日ハムの名護キャンプに使われるホテルで、この部屋には監督が泊まるんだそうな。

値段が高いので、満室でもこの部屋は誰も予約しないんだそう。

ここに5000円×2泊することになった。

やっぱり、広いっていいなぁ。 よく眠れた。

最後の晩、先の「やんばる酒店」で、ビールを買い、「沖縄時間」のご夫妻に、事の顛末の報告とお礼にちょこっとお邪魔した。

沖縄の深さの入り口が見えて、いい旅となった。

 

 

 

 


今帰仁御嶽

2012-04-04 | 日記

あたりまえの木下。

このようななんでもない、しかし、なぜか気持ちいい場所。

私の自宅前の聖所も同じ感じがある。

魂が輪廻転生するということを考えると、現世にいるこの肉体を持った私は、私の魂のほんの一断片に過ぎない。

沖縄がなぜか懐かしく惹かれるのは、沖縄の人々が、縄文以前の精神世界を生活の中に継承していることが多くあり、それが、その土地と空気感を醸し出している。

人が、あの世とこの世をまたあの世からこの世へ行き来できていたころのこと。

それに抱かれていることを、心地よく感じる。だからだろうか。

見えるもの触れるものだけが全てではないことを、また強く感じた。


名護のディープなところ

2012-04-03 | 日記

名前に惚れて予約した「沖縄時間」朝食つきの夕食無し、お部屋は、ツイン、トイレシャワーつき、でたったの4000円。

 民宿で教えていただいた、徒歩1分の地元お食事どころ「ゆきの」、

3夕食いきましたよ。

定食で650円ほど。

これも、何とかという魚。揚げ物が上手な感じです。

そして、見たことのない銘柄の泡盛がずらりと並ぶ、そして、なんか、、安い。

「やんばる酒店」

そして、「沖縄時間」ご主人夫妻。美人の奥様にクレバーなご主人。

この奥様のお料理の美味しいこと。

後ろに知らない人が写っていることに、いま気づき?? 誰だろうか??


大宜味村 芭蕉布

2012-04-01 | 日記

カーナビに従い、北上、日本一の長寿で、唯一の芭蕉布生産地、宜味村を訪ねる。

芭蕉布会館 ここは、伝統が途切れようとしていた芭蕉布の再興に尽力した人間国宝の平良敏子さんの作業場。

1階には、産物の展示がしてあるが、受付のおばさんも、糸紡ぎをしながら、お客さんの対応をしている。

二階が、仕事場。内部は撮影禁止。

機織機が並び、座敷のところで、4名の女性たちが、小声で世間話をしながら、それぞれの作業をしている。手を休めることはない。

土間のところの小さなおばあさんが、芭蕉の繊維を、どうしているというのが適切でしょうか、、繊維を糸にする整え作業をしています。

体は、動きませんが、手は、決まった速度で、でも、単調な仕事ではなさそうです。

静かで、落ち着いて、穏やかで、とても忙しい忙しい作業でした。  よかったなぁ。。。

あの方が、人間国宝でしょう。 声をかけるわけにはいきませんので、ただそのお姿を見つめてしまいました。

祈り、ですね。 創るということを教えていただきました。感謝!

小高い丘に登って

村を歩く。

コンクリートの中に、ガラスの破片がいれてあり、美しい。