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内倉ひとみのブログ

光・みつめる
美しきものたち

あけましておめでとうございます

2014-01-18 | 日記

大変ご無沙汰致しました。

つまり、、、、

忙しかったと云うこと、、、

まず、ベルリンのアパートのWIFIが階下の友人宅の居間からなので、時々切れてしまい。

閉口する私は、大事な用事だけにして、ブログはすっかりやる気を無くしていました。

今年は、ベルリン暮らしの環境整備に入るので快適にします。

 

11月の末からパリのGalerie Dutkoの個展は始まり、今月の末日まで、2ヶ月に渡っています。

オープニングのあとベルリンに戻り、暮れに日本に帰国しました。

痺れたなぁ。。。なんたってアムステルダム空港の悪天候のため、遅れに遅れ、あげく乗り継ぎもできず、ついにソウル経由で成田に帰り着いたんですよ。

ベルリンのアパートを出てから32時間もかかっていました。

こんなこともあるさ。パスポートとVISAカードを持っていれば、そしてニコニコしてれば大丈夫! さ!

 

年が明けてから鹿児島の実家に。

その夕方、父が作詞し作曲家の久保摩耶子に託した歌の初お披露目のコンサートをやったんですよ。

歌手は、弟の鍼灸院の患者さんご夫妻のお嬢さんの真弓ちゃん。

ほぼ不定期日記の林画伯にYoutubeにアップして頂きました。

どうぞ、みてやって聴いてやってください。

「ありがとうの詩」

このお正月で86歳を迎えた父は、作詞し歌を作ろうとした。

何もしなければ、何も無い。

我家も歌手の真弓さんのご両親も、私たちは素晴らしい新年を迎えました。

で、記念写真、パチリ。

 

 

 

 

 


いくら離れていても

2013-09-01 | 日記

やはり日本の事を思うと一番に浮かぶのは、原発の事である。

日本のことを思うというよりは、自身のことを考えるとと言った方がいい。

アートを考える時、自身のためだけに作っているのではない。人に作品をみせているのである。

人に見せていると云うことは、人の知っている事ではなく、ちょっと先の事を語らなければならない。

あまりにも先の事では、遠すぎて人は理解できない。

ちょっと先の道しるべとなるのがアートの役割でしょう。

そう考えると、この日本の現状は、歯がゆくて歯がゆくてならない。

しかし、どうにかして最良の策をとって欲しいと願う。

社会は、違う個性の人間達で構成されている。皆に皆の役割がある。

自身の仕事の範囲で誠実に潔癖に生きることが大事だと思う。

ふざけてるよ!

制作が恐ろしく忙しいのですが、少し一段落した所で、気にかかるこの問題をWEBから見漁る。

気が済むまで見る。そうしないと気が済まないのだ。


NHKスペシャル、海洋汚染。

3.11前から地震津波で原発が全電源喪失し、日本の終わりが始まると警告して来ていた広瀬隆さん

京都大学原子炉実験所助教の小出裕明さん

ドイツ廃炉事情

 


夏、終わり

2013-08-12 | 日記

今朝7時で16度だったのが、いま9時半で19度。

めっきり涼しくなった。

暑いともうどうでもいいやという感じで過ごすが、こう急に冷えて秋を感じると、秋に立て込んでいる仕事の支度に焦ってくる。

そして、すかさず、焦ってどうなるものか、毎日決めた通りのことをやる。それだけのこと。

ともうひとりの私がささやく。

一昨日、M女史と旧東ベルリン地域、広大な麦畑の中を散歩した。その入口に植えてあるリンゴ。

もちろん、畑の中にも植えてある。4、5年の樹だろうか。

鈴なりのリンゴは、自ら間引きを繰り返していく。

そこで拾ったリンゴと、いまとても安いなんとかベリー。

リンゴをなんとかベリーと同じくらいの大きさに刻み、一緒にお砂糖をまぶし、冷蔵庫にいれる。

一昨日は、なんとかベリーの酸っぱさとリンゴの固さに閉口したが、今日はしっとり。

いける!  

お砂糖さんの取り持ちで、仲良くする事にしたようです。

さぁ、仕事するぞ!


sale

2013-08-02 | 日記

Karstdatというデパートが70% セールなので予てより欲しかったものを探す。

70%のものは見当たらず、20%と50%のものばかり、足すと云うことなのだろうか?

私のお目当ては、セール商品ではなかった。かといって、もう買わなくては!

BRITAのフィルター浄水器と19.99euro。

BIRKENSTOCKのサンダル,39euro。

 

 


更新しないのは

2013-08-02 | 日記

ご無沙汰でした。

なかなか更新しないのは、私のWIFI環境にあります。

いつのまにか、途切れてしまうのです。困ったものです。

なにしろ、階下の友人宅のWIFIを借用しているものだから。

 

7月は帰国し、モスクワ経由のベルリン往復。モスクワーベルリン間の中国人の多さには驚く。

まして、そのお行儀の悪さには目を背けてしまう。

あの様を目の前にすると、気持ちは無くなる。

 

モスクワ上空、4月の頭でもまだ真っ白な雪に覆われていた景色を観る事が出来た。

氷河だろうかと思っていた所は、湖だったようです。

やはり、水があって、都会なんですね。

語学学校で一緒だったロシア人女性が、ベルリンは比べて明るくて豊かだといっていた。

 


拷問学校終了

2013-06-25 | 日記

やっと今日で長かったような短かったような、とにかく濃厚なドイツ語コースのA1-1とA1-2が終わった。

最近は少し解って来たせいか、激しく予習復習をしなくていいので、気持ちがすこし楽になって来ていた。

このまままた続ければいいのだろうが、仕事をしない訳にはいかないので、秋のコースは受講しない事にした。

今日は最後の授業、そして打ち上げパーティーとあいなった。

みなお国のご馳走を持ち寄り、それはそれは、凄い量のお料理が並んだ。

つまりこのクラスは、楽しかったと云うことだ。

年齢や人生経験も様々だが、ドイツ語の赤ちゃんという所で、同じ釜の飯を食ったというのだろうか、

みなそれぞれの理由があって、ここに来た。ドイツ人は先生のみ、もちろん日本人は私一人だった。

私は、とにかく皆勤した。

ベルリンは、地元産のイチゴが終わりつつあり、これからサクランボの季節になるそうだ。

 


ガンツエレガントなポツダム

2013-06-22 | 日記

またもや私はカメラを忘れ、大猫の写真を頂きました。

まず、ツェツエリン城へ。

最後の皇帝のウイリヘルムという人が建て、妻の名Cecilieから名付けた。

その後に、ポツダム会議の開かれたところである。

正面の入り口

右に大変凝った煙突。

 

幸いに日本語ガイドを借りる事が出来たので、ただ部屋を見て回るだけのことなのだが、ドイツが敗戦し、その後の戦後処理を話し合うための会議がどのように開かれて行ったのかを、実に生々しく解説してくれた。

この赤いテーブル。

解説は、翻訳者の語った話が主で、チャーチルの聞き惚れるような演説。スターリンの全く無駄のない固い語り口。

夜には、音楽家達の演奏会が夜な夜な催されたそう。

その最中、アメリカは核実験に成功した事を告げて来た。驚きを全く見せなかったスターリンは、その晩のうちに、自国に核保持の指令を出したと。

チャーチルは、このときその後の東西冷戦を確信した。

よそんなことを語っていた。

日本は、降伏するよう勧告されたにもかかわらず、悲惨な最終段階を迎えたのです。

8月の15日にいたるまで、どれほど多くの命が、無惨に消えて行ったのか。

よく父が云いますが、この時がもっとも酷かった。

戦うという前に物資を断たれ飢え死にしたんだと。

今の、日本国はどうだろうか?

外から見れば、解りきっているのに、世界のごく一部の厚顔な禿鷹たちと対等の気分で、我が命と国民一人の命の差は測り知れにほど大きいと思っている人が、日本を牛耳っている。

この時のTと今のAは、同じ冷たい血が流れている狢じゃないか!

この建物の端正さと静謐さが、恐怖に拍車をかけた。

そして足下を見た。

ここは、大きな湖の河畔にあり大変風光明媚である。この城の一部はホテルになっているそうだが、とても泊まる気にはならないねと大猫と語り合った。

また、ポツダム駅からここまでに大変瀟洒なお屋敷が並んでいた。

そこは、かつて東の頃、KGBに使われていて、その地域に入る事は出来なかったそう。

しかし、ポツダムは今やベルリン郊外の超高級な都市だそうだ。

そのとおり、歴史を無視して上辺だけをみると実に美しい。

 

 

 


白鳥の子どもたちと年季奉公もそろそろ明ける頃

2013-06-21 | 日記

親友の大猫が休暇を取りパリから遊びに来てくれた。

ベルリンご紹介の最初が、白鳥さん一家。

これらの写真は、大猫撮影です。

大猫は、猫ですよ。

たてがみもあるし、いま牙に問題があり歯医者にかかっています。

 私は、学校の教科書が重くて重くて、このところ私はすっかりカメラを持ち歩かなくなりました。

 

白鳥さんのこと、気になっていた方々も多いと思います。

向こうにいるね!

私たちをみつけると、すいすいとこちらに寄って来てくれた。

一番先に来てくれたのは、お母さん? いや、お父さん??

そして、schwanと書いて、シュヴァンと読む。

白鳥三兄弟。

こんにちは。

大きくなったね。

生まれたての頃は、濃い灰色だったけど、かなり白っぽくなって来たね。

岸に上陸するかと思うほど、1m傍まで寄って来てくれた。

何しろ、交尾から巣づくり、ずっと見て来たんだから。

ご挨拶が終わると、両親に挟まれ、去って行った。

 

この池においては、皇室の方々の振る舞い参賀とおんなじ。

 

このところほんとに忙しかったからでした。

何と言っても拷問教室のドイツ語学校。

それも、週明けの月、火で終わる。

喋れるのと問われたら??

まだ全然、でも理解するための論理の導入と云うところだろうか?

ドイツ語は、残念ながらフランス語にも英語にも似ていなかった。。。。

まだまだ入門の入門段階、先は長い。

 

ヨーロッパにおいて、英語が、東京の共通語なら、フランス語は京都弁、イタリア語は大阪弁。

そして、ドイツ語は東北弁かな?

とフランス語族の大猫と語った。

 

 

 

 

 


やっとこさの六月晴れの下 ご近所をお散歩

2013-06-08 | 日記

昨夕は、6時に夕食を取ったが、何時終わったのかも知れないまま、カウチに寝込んでしまった。

薄ら寒くて目覚めると9時、変に動くと体中の筋肉がつりそうで。。。眠くて眠くて動けない。

やっとの思いでベッドルーム(覚えたてのドイツ語ではシュラフツイマー)に辿り着き、また爆睡。

目覚めた時は、翌朝8時。

よくも寝たもんだ!

シャワーのあと、洗濯機を廻しながらドイツ語の勉強をして、午後は、クリスチーネに教えて貰った散歩道を散策する。

我がMachonstrasseを行き着いて左、

Rathausstrasseをまた右

Wolframstrasseに入る

そこに多目的ニュースペース UFA Fabrikがある。ベルリンの都心ながら、なぜこんなに自然があるのだろうかと思えるほどにナチュラルを大事に作られた空間だった。

 

日本の古民家の屋根を思わせる屋根。

無理やりどこかから持って来て付けたのは歴然としているが、こんな景色は日本にもあるよね。

ここは、ゲストハウスにビオのパン屋、劇場に映画館、そして合気道道場、タンゴにジャズダンスのお教室。

そして、大変良心的な感じのレストランがあった。

MriendorferDammに入るとすぐに橋を渡る。

なんか解りづらい名前の橋。部屋の煙橋。どういう意味なのだろうか??

そこから見る運河の景色。

これがベルリンのど真ん中の景色とは。。。

そしてUllslerstrasseに入ると、なにやらブランドもののショッピングモールらしい。

Monopolstrasseにはいる。

高級住宅街? なのかしら??

ここを一キロほど歩き、我がまちWestfalwegに辿り着く。

そして今夜のおかずに、盛りで随分安くなった白アスパラを買う。

過日、作曲家Mが、この季節の名物といって、茹でてお手製のマヨネーズでごちそうしてくれた。

彼女曰く、ドイツ人はにゅるにゅるになるまで茹でて食べるが、彼女は、少し固めが好きだと。

本日、私めは、ドイツ人の気持ちを知るために、どろどろに茹でました。

そして、マヨネーズをつけて頂く食感はと。。。

ウ~ん、この喉越しは。。。

きっと、ガマガエルが地面から、ちょこっを顔かまたは尻尾を出した見事に大きく育ったミミズをとっさに捕まえて、両手で鷲掴みして丸呑みする。その時の喉越し。。。

きっと。。。

ちょこっとばかし、ガマガエルの気持ちが味わえた晩でしたマル。

 

 

 


ルーブル オブジェ その他

2013-05-27 | 日記

まだエジプトの事が気になって、、

鼻に指を突っ込んでいるのは、なんなんだろうか。。。

ルーブルは、なんたって凄い規模だから、端からみるのではなく、今日は何処と何処と決めてみるのが上級者、エヘン!

 

貝の食器

象牙の箱

これは、たたむと球形になる携帯用の祭壇。日本では持仏ですね。

上の方が復活のキリストか?

とにかく小さいの、テニスボールよりまだひとまわり小さい。

そして時計

小さくて、精巧で美しい。

左のもふたを開けると中に文字盤があります。

透明の部分は、すべてガラスではなく水晶だと思うんだけど

上の骸骨は、あれに似てる??

思い出せない、、、円谷プロのあれ。。。

 

 

 


またもや怪しいものを発見 エジプト

2013-05-26 | 日記

イスラム美術から、あとオブジェを見て帰ろうかと、親友大猫と移動していたら

あれ~、何ですか、、、

口元に指

鼻の穴に指

こんどは、スカートを上げて、しかも下着無し?

まぁ、パンツ等というのもな、後になって出来たもののようですから、そんな常識はいらないのですが

なにもわざわざ

クレジットをみると

服を持ち上げる敬虔な信者 

何やら、多産ということを意味し期待するためのもののようです。

エジプト紀元前1世紀~後3世紀

ギメ美術館からルーブルに持って来られたようです。

少し、意味がわかって、安心したが。。。

口元に指は、ならば、、、食禄ということだろうか

 

そして、ヘアースタイルカタログみたいな?

猫ちゃんもいました。みんなこれらはとてもちいさいものです。

巷の民衆ものは飽きさせませn。


ルーブル イスラム美術

2013-05-24 | 日記

長く工事中だったイスラム美術がリニューアル公開された。

中庭とその地下に作られた。屋根(天井)なんともエレガント。

ルーブルの石との対比が、素晴らしかった。

 

チェコのカットグラスのように鋭くない、なんともま~いディテールの水差し。

ケンケンパ。

この兎、ルイスキャロルの不思議の国のアリスのような。

剣の柄。宝石の象嵌、インドのタージマハルは全てこれで埋め尽くされた建築だった。

石をペースに象嵌。

水墨画を思わせる構成のレリーフに金箔。

そして、動物達が、手塚治虫タッチで描かれている。

寄せ木の至宝。左は、その裏面。

犬?

虎、なぜか顔が半分。

 

サメかしら?

金と緑青色、瑠璃色というのでしょうか。。。

像ダス。象はどうしても絨毯を背負っているね。乗り物?

狐?

駱駝。

薄いゴスの滲むような表現になんとも心惹かれました。

これは、ほんとに小さいものでした。直径が5センチほど。

家畜人ヤプー?

 

 


パリの休日

2013-05-20 | 日記

パリに16日に来た。

ミッションは、18日に一気に済んでしまい、後はのんびり。

昨日は、モネのコレクションで有名なマルモッタンに行き、今日は、ルーブルのやっと工事の終わったイスラム美術を見にいこうとしたものの、余りの長蛇の列におののく。。。

ショックのあまり、大猫とここはオペラに近いね。

ということは、、、とりあえず、ラーメンを食べに行こう!

以前にEKさんができたばかりだけど本物の味よと連れて行ってくれたあそこを目指す。

京子食品の通り、パッサージュが左手、Rue Saint Anne を渡り、直進、右手。

まぎれも無くそこにあった。

私は、辛ネギラーメン、大猫はチャーシューの醤油味。

撮影する前にラーメンを動かしてしまった。

ルーブルには、結局、行きました。

その話は、後日するとして。

帰宅後、大猫が新規購入したMacBook Airの設定を手伝いながら、アペリティフ。

そして、晩ご飯を食べながらのTVドラマ鑑賞。

刑事物をやっている。

取調室で取り調べを受ける、あき竹城。

主役の美人刑事、演歌歌手の長山洋子??もっと他に似ている人がいるけど、名前が解らない、、、

そして、大竹しのぶ。

野際陽子に、

三浦友和。

チャンネルを変えると、

デカプリオちゃんに、

この人、、、

このゴシックな透明感は、、、北の国からのほたるちゃんに似ていないでしょうか?