5歳ごろまでは
私が生まれてからの暫くは、
幸せな普通の家庭だっのですが・・
その時の家族は、おじいちゃんとおばあちゃん、
父と、母の5人住まいでした。
祖父母の間には、子供がおらずに
祖母の姉の一人娘が、19歳まで祖母の
実家で育てられており、成人した母を見た
祖父母は、祖母の実家に何とか母を養女にと
日参したそうです。しかし、祖母の母は、
祖父母に子がいなくて、初めて大きくなった
娘を養女にすることには、反対だったようです。
母も、幼いころに父と死別しており、その後は
母の母が育てていたのですが、その母も
病死して、幼いころに母の実家で育てられていました。
祖父母のもとに、養女として迎えられて
まもなく父が、母と結婚しました。
しかし、後で父に訊いた話では、父は婿ということもあり
あまり、良い扱いはされずにお金だけを全額
毎月、家庭に入れるだけの状態が続いたようです。
そんな父も、私にはクリスマスのプレゼントを
買ってきてくれたり、記憶にあるのは
初めての釣りに近くの小川に連れて行って
くれたりと愛してくれていました。
今考えると、そんな父に、祖母が普段父の事を
よく言わないことを感じていた私は、
わざと、釣竿を川に流してしまったりして、
父を困らせました。母は、父と結婚しても
男の人と平気で遊ぶような人だったのです。
父から聞いた話では、5歳離れた弟を母が
身ごもった時は、誰の子供かわからない
様な状態で、父は、本気で母を殺そうとまで
思ったそうです。しかし、周りの兄弟や
離婚のため弁護士に相談していたそうですが、
その弁護士からも、「今後の事をよく考えて」
と諭されて、思いとどまった
との話を聞きました。
次回に続く
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