雄一郎の半生

こんな人生もあるのですね。ノンフィクションの半生記
全ては、書けませんが。。。

天秤にかけて

2021年02月02日 06時00分00秒 | 日記

雄一郎の半生

すし店に時々来ていた子は

店の娘の友人のF子だった。

それまで付き合っていた彼女に

F子との事がバレて、3人で

喫茶店で話し合いをすることに、

しかし、当然折り合いはつかずに

自分は、二人とも付き合いを

止めると言った。二人は泣く泣く

了承し、それぞれの家に送って

行ったが、近い順番で彼女を先に

送り、F子が最後になって送って

いくことになった。すると自宅では

なく、アパートだった。少し前から、

妹と一緒に住んでいるという、

送り届けて玄関越しに鳴き声

聞こえた。妹も困惑しているさまが

伝わってきた。

自分のここが人生岐路だった。

今考えると同情して、

「わかったよ、F子とは付き合うよ」と

言ってしまったのが、良かったかは

後に分かるのだが、この時から次第に、

F子の何となくペースに乗せられて

行ったような、気がしている。

そして、年上のF子と最初の

結婚をすることになって行くのだが。

 

次回につづく