半年前くらいから密かに進めていた靴の製作も
ようやく形になろうとしております。
長かった…（笑）
最初は納品が10月みたいなところからのスタートで
革靴とスニーカーの間のようなところを作ってみたいという思いで。
スニーカーのような軽快さと快適さに革靴のラグジュアリーな感じとシャープさをと、
欲ばりで贅沢な、でもすごく理想的なシューズが欲しいなという思いで
作り始めました。
同時進行で作っている別モデルのブラックレザーのシューズ（スタイリングで使用）は
サクッとサンプル完成していて本生産のタイミング待ちなんですが
こっちはというと木型を作成し、木型の修正を何回して頂いたかってほど
何回も修正をお願いして
その都度サンプル上げて頂いて絵型もミリ単位で何回も何回も直して頂いて
ようやく完成形にということでして。
これから本生産の準備期間もありますので納期は来年の1月末か2月中ごろに
なる予定です。
理想のデザインやフォルムやバランス感と、靴としての機能性と履き心地を絶えず
調整していく過程はすごく勉強になったし奥が深いなと思いました。
ちょっとでも見た目に傾くと靴じゃ無くなってしまったり、
履き心地をってなるとどんどんと理想のルックスやバランスから遠ざかったり。
今見るとセカンドサンプルはひどかったので記念に展示しておきます。
オーセンティックなモデルとしていろんなタイプで世に出回っているスリッポンだからこそ
こだわり甲斐があって、同じスリッポンとしてもまったく違うものにと
試行錯誤し続けたので、
シンプルでミニマルな中にしっかりと僕の思いとこだわりを
ぎゅうぎゅうに詰め込んだ1足となっていると思いますので
お楽しみ頂けたらものすごく嬉しいです。
名前は"UNDER GROUND"です。
ググってもたどり着けないなというくらいの名前ですが
それも言葉通りで良いかなと、精神的なところからということで決めました。
アングラでオルタナな感じです（笑）
サンプルも本生産に入るまでは店頭に置いておきますので
ご来店の際はぜひぜひ見てやってくださいませ。
素材とカラーは今晩じっくりと考えて決定する予定です（3～4バリエーション）。
またプライスやバリエーションはお伝えさせて頂きます。
