Living with わんこ&にゃんこ ★しっぽのはえた天使達

ひなたが虹の橋を渡り、現在は裕次郎とあかりとの生活が進行中です。
思い出話や今の事、徒然に犬猫バカ日記を綴ります。

責任

2009年08月12日 06時00分44秒 | 犬と暮らす
↑写真は、ひなたが我が家に来た頃のものです。ひなた、小さいです^^
裕次郎とひなたのプロレス生活が始まった頃です。やんちゃだー^^;



昨日の夜、一匹のわんこに会いました。


ノーリードで車が頻繁に通る細い道を、とってものんきに(笑)匂いをかぎながらフラフラ
していたとっても大きな黒ラブ君。
たぶん40kgはありそうな、りっぱな体格でした。


この日、私はたまたまドッグランでもも父と裕次郎とひなたと7時半くらいに待ち合わせを
してました。(ドッグラン、8月いっぱい平日は8時まで営業なんです。だから
急げば会社帰りに間に合うんです♪)
ドッグランに会社帰りに行くときは、自宅の最寄駅の1つ手前の駅で降りて、
商店街を抜けて、ちょっとくらめの細い道を通って、ランがある大きな国道沿い
の道を15分強歩きます。


黒ラブ君とは、暗めの細い道でぱったりというか、黒い物体が動いているのに
私が気がついて、まさか、でもやっぱり、わんこだ!という感じで近づいて
いった感じです。
この道細いくせに車も結構通るので、のんきに道草するような道ではないんです。
もも父との待ち合わせも気になりますが、このままだといくら大きい子とはいえ、
交通事故にあってしまうと思い、チョークチェーンをしていたので、
どんな気性の子かわからないので、ちょっと怖かったのですが、チェーンをがっと
つかみ、脇道へ誘導しました。


あたりに飼い主さんと思われる人影はありませんでした。
完全な迷子犬です。


電灯の下でよーーーーーく、この超大きな黒ラブ君をみてみるとちゃんとお手入れが
されていて、毛はつやつやで、笑顔を穏やか。

試しに「お座り」っていってみると、ちょこんと座ります。
おー、ちゃんとコマンド入っているかもってことで、今度は「伏せ」っていっていみると
ちゃんと伏せしてくれます。
うーーん、うちの2わんよりいい子です(笑)

迷子札はありませんでしたが、今年の狂犬病予防接種済みの鑑札もついていました。


この子はとっても大事に育てられている子!
だからきっとこの子の飼い主さんは、今頃この子を必死で探しているに違いない!
だから飼い主さんがこの子の場所にたどり着くため、私はなんとか協力しようと
思い、とりあえずチョークチェーンだけでは動くのは難しいので、もも父に連絡して
裕次郎とひなたのリードを持ってきてもらうようにお願いしました。
そして、その間に最寄の警察署に迷子犬の問い合わせがないか、電話で確認しましたが、
まだ無いということでした。
今夜は飼い主さんと会うのは、無理かもなーなどと思いつつ、まだ8時前だし、
いざとなったら明日会社はお休みかなーなんて思っているところへ、
もも父が裕次郎とひなたをつれて、やってきてくれました。

裕次郎とひなたが、黒ラブちゃんに拒絶反応を示したら、今晩うちに連れて行くのは
難しくなるので、どきどきしましたが、黒ラブちゃんは、おだやかに挨拶してくれて、
裕次郎とひなたも「だれ?だれ?新しいお友達?」というような感じで大はしゃぎ^^;

大丈夫なようでした。

とりあえず、近くの交番に迷子犬を保護しましたという届け出をするために向かおうと
したところ、遠くから男性の叫び声が聞こえてきました!


「アルフーーーーーーー!!!」


あーこの子はアルフ君っていうんだーーーーー。
よかったーーーー。

飼い主さんは必死の形相で、ずっと探していたんですと感極まって座り込まれて
しまいました。
そして、ぎゅっとアルフ君を抱きしめました。
アルフ君は、穏やかにしっぽをふってました。

私がアルフ君と出会っておよそ40分後に、とっても運のいいアルフ君は
大好きな飼い主さんのもとへ帰ることができました。

たった40分、でもいろんなことが起こりえます。
今回は本当にとてつもなくラッキーだったと思います。

いつもこういうわけにはいかないと思います。

我が家に帰って、私も裕次郎とひなたをぎゅっと抱きしめました。

絶対に、もも父ともも母があなたたちを守るからね。絶対に。

わんこの飼い主としての責任をあらためて思う日となりました。