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サンチョパンサの憂鬱

サンチョパンサの食卓 (51)セブン-イレブン的正義感

全国的にどうかは知らない。この地方都市のセブン-イレブンでは灰皿設置してる店が結構残っている。

その灰皿設置店で面白いのは『敢えて』お客さんが雨晒しになる様な場所に置いていること。
『喫煙者なんか雨に濡れて吸えば良いのだ?』という事なんだろうが……。

どうせ設置するなら安心して癒しを得られるような場所に置けば良いと思うんだけど。
何より『そんな正義感』発揮するならいっそ撤去すれば良いのに……。

『置いてやっている』的な精神構造の為せる技?だと思う……。その構成員達の精神構造はオーナーに対する傍若無人な発注強要とか?値引きを頑なに拒否してきた運営レベルに色濃く反映されて来たんだと思う。

能登の被災者に対する弁当支給が一日一個のみってのも『やって上げてる感』満載の公共体の思い上がりの顕著な事例だと思う。
それでも『手一杯で?』何とか配達してるんだ!という手前味噌のヒロイズム……どうかしてるぜ?

仮設住宅設置が一カ月の先送りは、何の前触れもなく期日が差し迫ってから突然上意下達式に紋切り型で伝えられたとも……。
演ってやる?的な人間が現実の仕事を仕切ればこうなるんだね?

灰皿を撤去しきる度胸はない。キッチリ喫煙者に対する売上をみみっちく計算してる性根は腐っている。
守る価値のあるルールじゃなく『ルールの為のルール』である。
一見厳密に守るべきルールを守る風を装いながら『正義の形骸化』の中に逃げ込み相手の事情お構いなく我田引水の強要に血道を上げる人間が増え過ぎたんだね?

バカ高い税金を取っている以上は喫煙者というものの扱いにも『最低限の人間の扱い』をすべきなんじゃね?
意地悪な人間の薄っぺらい正義感で以て雨の中で煙草を吸わせる流儀……コレが我が日本の多数派の標榜する正義感の正体である。

先般診てやってる医者、看護師の思い上がりの洗礼に付いても書いたけど……。
奇しくも隣りの女性はこの病院を出るにはどうしたら良いか?と切実に問うていたけれど……。
診てやってる人達はハイハイと彼女を質の悪いクレイマーに仕立て上げて無視してた……。

何をするにもカネは要る。ソレも厳粛な事実だけれど……『人の尊厳』を傷付けられて受ける治療?を彼女は切実に拒絶していた。
この手の安手の正義を振りかざす『してやる仕事』がこの国ではノーマルとなった。

あれだけ持て囃されてたセブン-イレブンも大手三社の中でただ一社明らかに凋落の一途を辿り始めた。
あと少しすれば政治家、官僚にも判断が下る。
職責とか?立場によって与えられている権限はその人間の実力を評価して与えられたものではない!という厳粛な事実、常識を今一度、心して学びたいと思う……。

そこんとこ勘違いしてる人間も組織もとても醜悪なんだけど……。
どんな時代であれ『汝自身を知っておくこと』は大人の流儀の第一条であることに変わりはない。最低限の常識なのである。

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