お気楽主婦のお気楽話

日常あった事を綴ってみます。

12月のお楽しみ会  4つ目

2013-12-28 19:07:52 | お楽しみ会


ミュージカル 「オペラ座の怪人ーケン・ヒル版ー」
東京国際フォーラム ホールCにて観劇
おひとりさま


もっとも原作に近いとされる「オペラ座の怪人」だそうです
来日公演で 怪人を演じていらっしゃる ピーター・ストレイカーさん最後の公演とのこと(1984年~演じている)

両サイドに字幕がでます
字幕なしで 舞台に没頭できればどんなによかったでしょう
 お芝居 唄をききながら読むのは大変です

歌姫クリスチーヌ・ダーエをはじめ 婚約者ラウル
支配人 マダムギリー 謎のペルシャ人・・・
歌になると オペラを見ている(聞いている)ような皆様素晴らしい 美声です
お芝居は少しコミカルなところがあり 皆で 怪人退治!(ちょっと違うかな?)
という 印象


怪人役 ピーター・ストレイカーさんだけがまったく違う声質
味があるというか  哀愁があるというか ハスキーボイスなのです

曲は 有名なクラシック曲を当てはめているそうですが 聞き覚えのあるのは
ビゼーの 「真珠採り」のみ

怪人の出番が思ったより少なく
約2時間  あっという間に終わってしまいました

終了後 特別アフターショーというのが付いていて ピーター・ストレイカーさんが再登場
スタンドマイクで2曲 ご自分の曲を披露
本人 ノリノリでしたが 客席は あまりのれていませんでした


外国人が演じるオペラを見ているような 「オペラ座の怪人」はリアリティーがありますが
私は 日本語で見られ ドラマチックなストーリー 楽曲の良さ 豪華絢爛な劇団四季
演じる アンドリュー・ロイド・ウェバー版が 好きですね



今年は23本 見ました

レチタカルダ(音楽付きの一人芝居?朗読劇? って訳すのかな?)
井上芳雄君演じる ”沖田総司”

荻野目慶子さんと石丸幹二さんの 朗読劇 ”LOVE LETTERS"

来日公演の ミュージカル ”ノートルダム・ド・パリ”

木場勝巳さんと石丸幹二さんの 二人芝居 ”最後の精神分析 フロイトVSルイス”

 加古 隆 さんの コンサート

 「CLUB SEVEN」で見たパフォーマンス

順位がつけられませんが ベスト6でした(数が中途半端ですが)



  







12月のお楽しみ会  3つ目

2013-12-14 19:08:18 | お楽しみ会


ミュージカル「モンテ・クリスト伯」
日生劇場にて おひとりさま


石丸幹二さん主演 久々の大型ミュージカル作品です

あらすじ
19世紀前半 フランス

皇帝ナポレオンが失脚しエルバ島に流され
フランスでは再び王政が復活
返り咲きを狙うナポレオンを警戒しフランス政府はその支持者への
弾圧を強めていた

航海士エドモン・ダンテス(石丸幹二)は航海中 病の船長の代わりに
エルバ島に立ち寄り ”手紙”を受け取り ある人物に届けてほしいと
頼まれる

航海を終え故郷マルセイユに戻って愛するメルセデス(花總まり)と婚約パーティー
が開かれる 海運会社社長モレル(林アキラ)からは次期 船長へと推薦される
まさに幸せ 絶頂期

ところがエドモンが知らずに受け取った手紙はナポレオン支持者に宛てられた
ものだったため 逮捕されてしまう

メルセデスに好意を持っている モンデゴ(岡本健一)
エドモンの成功を妬む同僚 ダングラール(坂元健児)
手紙の宛先が自分の父親だった検事 ウ”ィルフォール(石川 禅)の3人の
陰謀によるものだった

エドモン・ダンテスは孤島に投獄
モンデゴは エドモンは死んだとメルセデスに告げ 二人は後に結婚

孤独と絶望の中 同じく無実の罪で投獄されている神父ファリア(村井国夫)
とひょんなことで出会う

彼からいろいろなことを学び 脱獄を試みる
ファリア神父は 孤島モンテ・クリスト島に 隠し財宝があると告げ亡くなる
袋詰めにされた 神父の遺体と入れ替わり 海に投げ捨てられた エドモンは
女海賊(濱田めぐみ)のいる 島へ流れ着く

そこで出会った ジャコポ(岸祐二)をお伴に手に入れた 財宝をもとに
エドモン・ダンテスは モンテ・クリスト伯に生まれ変わり
陥れた3人に復讐するため 消息を訪ねにマルセイユに戻る・・・


まだまだお話は続きますが・・・ネタバレありの解説です

長い長い「モンテ・クリスト伯」 日本では 「巌窟王」を
サルでもわかるストーリーで約2時間半にまとめ上げ
ダイジェスト版を見ているようでした
モンテ・クリスト伯の半生を綴り あっさりした印象だったので もう少しお芝居部分を多くして
心情が深く描かれると もっともっと重厚感がでたのではないかと思います


”復讐”がテーマで ドロドロの人間関係を想像していました もしくは ”あきらめない”・・・14年間牢獄暮らしでした
恨み つらみ 積年の思いとか 倍返しとか・・・2幕は相当重苦しい雰囲気になると思っていました
が 復讐よりも ”赦し”という 結末に落ち着きました

そして ハッピーエンドなのです モンデゴはジャコポの手により意外とあっさりいなくなります


席が前から4列目の真ん中
ち・か・い~ほぼ出ずっぱりの 素敵な石丸さまのお姿を間近で
メルセデス 花總まりさんのお綺麗なこと! 主役お二人が 品 があって美しくて・・・

でも ちょっと前過ぎました
舞台を見上げる位置で 音量が大きく 壮大なメロディーで熱唱系の楽曲が多い
フランク・ワイルドホーン作 おなかいっぱいになりました

カーテンコールでは 石丸さまが少し 咳をしていたので心配です
半沢効果で 知名度も上がり テレビ出演も増え お忙しくなったことと思います
お体 お大事に









 


  








12月のお楽しみ会 2つ目

2013-12-12 20:57:27 | お楽しみ会


「CLUB SEVEN 9」
シアタークリエにて 鑑賞 おひとりさま

このエンターテイメントショーにはまり
今年も見に行ってきました

今回の出演者は
構成・脚本・演出・振り付け・出演の部長こと 玉野和紀さん
1回目から出演の 西村直人さんと吉野圭吾さん
初めての 古川雄大さん 橋本汰斗さん
おなじみ 小野田龍之介さん 町田慎吾さん 中河内雅貴さん 上口耕平さん
年齢は20代から40代の総勢 9名の男性ばかり 
女装シーンもたっぷりあり 笑わせてくれます


昨年 はじめて見に行った時の 備忘録はこちら


今年も ショーの構成は同じような感じで
ダンスあり 歌唱あり コントあり ミニミュージカルあり
45分間 ノンストップの50音順 歌詞の 歌のメドレーあり

今年の流行語 「じぇじぇじぇ!」「倍返しだ!」「今でしょ!」「おもてなし」などを
取り込んだ コントに

無茶ぶりコーナーでは キャストの即興力 アドリブが試されます
今回の設定は オーディションに来た 子役が母親とある場面を演じます
そこで 監督から指示された 漫才風親子で・・・とか アイドル風親子で マイケル・ジャクソン風親子でとか・・・


ふざけにふざけた後
一転して 9名によるきれのあるダンスは 本当にかっこよくて 素敵です
小野田龍之介君の歌唱 よかったです


客席に降りてきた 中河内君と ハイ・タッチ
たっぷりエネルギーをもらってきました


9名のキャストが 汗だくで一生懸命のパフォーマンス
このライブ感はたまりません

 楽しくて 感動して見とれて 
パワーもらって ・・・

約3時間 至福のひと時でした

(この 一日 2回公演は ほんとにすごい! すごい体力!



 



12月のお楽しみ会 1つ目

2013-12-04 13:09:23 | お楽しみ会


「ロスト・イン・ヨンカーズ」
神奈川芸術劇場にて 観劇 おひとりさま
作・・・ニール・サイモン
上演台本・演出 ・・・三谷幸喜

あらすじ
1942年ニューヨーク州 ヨンカーズのドイツユダヤ系アメリカ人の一家の物語

ジェイ(浅利陽介)とアーティ(入江甚儀)兄弟は(10代)父エディ(小林隆)が、
亡くなった妻の医療費返済のため 南部へ鉄くず拾いの仕事をしに行く間
厳格で意地悪で決して笑わない祖母カーニッツ(草笛光子)に預けられる。

そこにはちょっとおつむの弱い 叔母ベラ(カーニッツの次女 中谷美紀)も居る。

ある日 夜遅く帰宅したベラはジェイとアーティに 恋人ができた ことを打ち明ける
カーニッツの家には叔父ルイ(カーニッツの次男 松岡昌宏)も居るがギャングで
犯罪組織に狙われているようで 実家に逃げ帰って来る。

別に住んでいる 叔母ガート(カーニッツの長女 長野里美)を呼び
皆がそろったところで ベラは家族に 結婚したいと告げるが
案の定 母から反対される・・・


3時間で登場人物は 7人 セリフ量が膨大です
登場人物の個々のキャラクターが面白く 動きで笑わせる三谷さんらしい演出でコメディかと思いきや・・・
けっこうシリアスで 内容は 家族再生物語
なぜ 祖母は厳格で意地悪で笑わない人になってしまったのか・・・
その性格が子供たち(ガート・エディ・ルイ・ベラ )の人格形成や肉体 精神にマイナスの影響を与えてしまっている
孫たちに対する おばあちゃんの意地悪は 見ている私たちからは笑えます

ベラは自分が愛されなかったことで 自分は子供を産んで愛したい!愛する人から愛されたい!と強く願っていることを母親に告げる
母は 悲しい過去(子供二人を亡くす)を告白し 強く生きていく力を身につけさせたいと願っている
母と娘の 激しい ぶつかり合いを経て 母は
封印してきたものから解き放たれ ラジオから流れる音楽を ほっとした表情で聞く ラストシーン

これから 家族 孫との関係がよくなっていくのだろうと思わせる 素敵なラストでした



余談
観劇前に前から行ってみたかったCafeでランチしました
本日のランチ ポークデミグラスソースと雑穀ごはん(正確なメニュー名忘れました)をオーダー
豚肉焼いたものに デミグラスソースがかかっているものを 予想
運ばれてきた お料理にびっくり これは 3歳児のごはんですか?
あまりの量の少なさ
デミグラスソースがすこーしのごはんにちょっとかかっているだけ
ポークはどこ 1㎥(1立方センチメートル)のお肉がひ・と・つ! うそでしょ!
テーブルクロスは あまりきれいではないし 紅茶はぬるいし・・・
由緒ありそうなお店だったのに・・・




おなかが鳴ってしまい いちばんいいラスト あまり集中できませんでした