お気楽主婦のお気楽話

日常あった事を綴ってみます。

10月のお楽しみ会 3つ目

2013-10-28 22:15:57 | お楽しみ会
「加古隆 40th アニバーサリー コンサート」
   ~ザ・ベスト~

サントリーホールにて 鑑賞 
おひとりさま

パリ高等音楽院で作曲の勉強をされ 最初は フリージャズピアニストとして
ヨーロッパ中を演奏旅行

帰国後は 現代音楽 ジャズ クラシックから離れ ご自分の音楽の道を進まれたとのこと

初期のころの現代音楽風ジャズから どのようにして現在の音楽にたどりついたのか・・・?
私は NHK ドキュメンタリー番組のテーマ曲 「黄昏のワルツ」や 「パリは燃えているか」
映像と共に 流れるこのメロディーが 大好きでした


40年を振り返り ジャズ・映像のテーマ曲など 1部はピアノ演奏
2部は 加古隆カルテット(バイオリン ビオラ チェロ)や オーケストラと共に演奏

プログラム
1部  秋を告げる使者/ポエジー/チトン通り11番地/
テンペスト/それぞれの海/組曲「パリは燃えているか」
Ⅰ パリは燃えているか イントロダクション
Ⅱ ザ・サードワールド
Ⅲ 睡蓮のアトリエ
Ⅳ パリは燃えているか


2部  青の地平/森と人の約束/シネマメドレー
大河の一滴
阿弥陀堂だより(風のワルツ)
白い巨塔
博士の愛した数式
最後の忠臣蔵
大河の一滴
アウ”ェマリア/熊野古道/瑞雲~ フェニックス


2部の ゲストに葉加瀬太郎さん 登場!
ワールドツアー中とのことで その衣装でご出演
黒の袴のような 太いパンツ(ズボン)と黒いジャケット姿
ほっそりとした加古さんと並ぶと 葉加瀬さんの存在感は すごい迫力
20世紀のアウ”ェ・マリアというテーマで何人かに作曲を依頼されたこの曲を  ぜひ葉加瀬さんで聴きたいとのことで
書き直しし 初演だそうです


日本人の琴線に触れる 優しいメロディーで 時に壮大で・・・

最後の最後のアンコール に あの 「黄昏のワルツ」  
オーケストラと 葉加瀬さんのバイオリンと・・・ もう! 最高! 大満足な素敵なコンサートでした




 


  






 


10月のお楽しみ会 2つ目

2013-10-19 15:17:40 | お楽しみ会



ミュージカル  「エニシングゴーズ」観劇
帝国劇場にて おひとりさま

story
ナイトクラブの歌手リノ(瀬奈じゅん)は ウォール街で働くビリー(田代万里生)に夢中
ビリーはホープ(すみれ)というお嬢様が好き


上司である実業家ホイットニー(大澄賢也)が豪華客船でロンドンへ出航するため
見送りに来たビリーは ホープが英国のオークリー卿(吉野圭吾)と船上で結婚式をあげるという
ことを知る。その結婚式を阻止しようと ビリーも一緒に船に乗り込んでしまった・・・

そこには 指名手配中のギャング ムーンフェイス(鹿賀丈史)も神父に変装して
ギャングの情婦アーマ(玉置成実)と乗船していた・・・

ビリーを追いかけてきたリノ  結婚に大賛成のホープのママも愛犬と一緒に乗船 
ムーンフェイスの力を借りてビリーがホープの結婚を阻止するというストーリーを基に
豪華客船の中で繰り広げられる ドタバタコメディ

なん(エニ)でも(シング)あり(ゴーズ)
これぞ ザ・アメリカンミュージカル
歌って踊って舞台が華やかで ハッピーエンド

一幕ラスト キャスト総出のタップダンスは 圧巻でした

アンサンブルの船員さんの四重唱  謎の中国人二人組のパフォーマンス
華のある 瀬奈さんの レビューのようなステージ(ワンマンショー?)
そしていつもいい声の万里生君
何とも 笑わせてくれたのが 吉野圭吾さん  おバカキャラでちょび髭のオークリー卿
セリフがすべて業界用語で (語順がひっくりかえる)  
もう 何を言っているのかわからなくなります。 よくセリフ覚えられましたねぇ
リノとのダンスがはじまると 吉野さんの本領発揮 キレキレのダンスを
白のランニングと短パンという よくわからない衣装で魅せてくれました
コメディセンスもお持ちの鹿賀さんの歌が少なかったのが残念


ビリーホープはもちろんのこと 豪華客船の中では
意外なカップルがたくさん生まれ めでたし・・・めでたし・・・


余談 豪華客船に乗るということは セレブに会える!という目的もあるのですね
だれが乗っているのか? セレブが乗っていないと知ると乗客が騒ぎ出すのです。









10月のお楽しみ会 1つ目

2013-10-11 20:05:41 | お楽しみ会





「最後の精神分析 フロイトVS ルイス」 観劇
日暮里d-倉庫にて

二人芝居・・・ フロイト 木場勝己さん
        ルイス(ナルニア国物語の作者)石丸幹二さん

階段上にパイプいすを並べただけの 客席数 120席くらい
倉庫内で行われる 会話劇です

席は 前から 2列目  ちか~い


あらすじ

1939年9月3日(第2次世界大戦勃発の朝)
ロンドンにある フロイトの書斎に C.S.ルイスが訪ねてくる

フロイトは 無神論者
ルイスは 熱心なキリスト教信者

この二人がもし 出会っていたら という 仮定のおはなしで

「神は いるか?」というテーマで 激論をたたかわせていきます

膨大なセリフを一生懸命聞いていました



戦争が始まりそうになり ラジオでニュースを時々聞く フロイト
でも 音楽が流れると スイッチを切ってしまう
どうして 音楽をきかないのですか?と 問うルイス
「私は 心かき乱されるものは 嫌いだ」と (ちょっとうろ覚え)



 ルイスが帰り 一人になった フロイトが ラジオからの音楽を聞く
照明が彼の顔をだんだんと照らす 後光がさしたかのように・・・素敵なラストでした


フロイトは晩年 口の中にできた癌の痛みに襲われ発作のようなものをたびたび起こす
咳にむせるところや 出血する場面 迫真の演技でした

いつ死んでもいい 自殺も考えているといいながらも 空襲が近づくと必死にガスマスク
を探しているフロイト 生に対する 執着心はフロイトもルイスも一緒

人類永遠のテーマでもあり 結論はでない「神の存在」


もちろん石丸さん目当て(半沢直樹でマニラに出向させられた浅野支店長でーす)で見に行ったのですが
容姿もフロイトそっくりな 木場さんの存在感に圧倒されました