ミュージカル「ベートーヴェン」12月11日
日生劇場にて観劇
「エリザベート」や「モーツァルト」を手掛けたクンツェ&リーウ”ァイさんの作品です
ベートーヴェン作曲の「悲愴」「月光」「英雄」「田園」「皇帝」「エリーゼのために」
「第九」・・・などは耳なじみの曲 劇中日本語の歌詞をつけ歌われます
キャスト ベートーヴェン・・井上芳雄
アントニー(不滅の恋人)・・花總まり
フランツ(アントニーの夫)・・佐藤隆紀で
カスパール(弟)・・小野田龍之介で
ヨハンナ(カスパールの妻)・・実咲凛音
べッティーナ(アントニーの義理の妹)・・木下晴香
ベートーヴェンのパトロン キンスキー公・・吉野圭吾
あらすじ
19世紀ウィーンにてピアニストであり作曲家のベートーヴェンは失礼な態度をとった
貴族たちに謝罪させようとキンスキー公を尋ねたところ
ベートーヴェンの味方をするアントニーと出会う
父から虐待されていた 弟の結婚相手を認めようとしないことによる弟との不和
聴覚の異変などいろいろ悩みを抱えていた
また アントニーも妻のことよりお金にしか興味のない夫に絶望していた
そんな二人がお互いにひかれ合うようになる
韓国版がベースになっていて韓国は 雷が好きらしい
不穏な空気が流れるとともにドラマチックに雷鳴がとどろく
舞台背景にプロジェクションマッピングが多用されていて 河 橋 雨 劇場などが
一瞬に現れ臨場感が増します
ベートーヴェンの周りに時々現れる音楽の精?6人くらいのダンサーが踊ります
「エリザベート」のトートダンサーとそっくりな演出 優雅でとても美しいです
ベートーヴェンは生涯独身だった 実話に基づいていた?人妻と不倫して(夫が本当にいやなやつ!佐藤隆紀さんが低音ボイスで好演しています)
子どもとは離れることができない!(夫も不倫しているのに 子供と会うことも禁止された)彼女とあっさりお別れ
ストーリーの中心はアントニーとの恋愛だと思うのですが最後が 盛り上がりに欠けたかな?
楽曲数がとても多いです ほぼ歌です
井上君と花總さんはほとんど出ずっぱりで 歌う 歌う 歌う
手足長くてスタイルがいいので立ち姿が良くて見とれながら 歌詞が聞き取りやすい歌唱の井上君の歌 音楽の海におぼれました