愛する人へのラブレター(gooブログ)

届くかどうかは、わからない手紙です…

KinKi Kids(キンキキッズ)  『堂本剛』物語

2010年05月07日 | 愛する人への小説(もどき)
・・・2020年・・・。

「社長、なんか薄汚い奴が面会を申し出てます・・・」
現ジャニーズ社長の、『ガラスの少年』の面影も無い『堂本光一』にそう言う社員・・・。
「摘み出せよ・・・」
と光一は一蹴する。
「それが・・・『堂本剛』と名乗ってます・・・」
「なに!?」








「剛・・・」
『青の時代』を共に過ごした彼は、変わり果てた相方の姿だった・・・。
『悲しいブルーな瞳』で剛を見詰める堂本光一・・・。
「よぅ・・・光一・・・」

剛は何時からかおかしくなった・・・。
それは解っていた・・・。
「どうしたんだい時代よ・・・」とか歌い始めた頃から、
「コイツは何かが違う・・・」と光一は感じていたのだ。
それは『恐怖』であったのかも知れない・・・。
自分では絶対に作れない『音』を作り出せる彼に対する・・・。
『愛されるより愛する事が出来る』彼を・・・。
昨日のミス、明日のドジを明後日悩める前向きな彼を・・・。

まさかホームレスになっているとは・・・。

「金か? 金が欲しいのか・・・? いくらでもやるから、消えてくれ・・・
 波でジェットコースターにでも乗って、消えてくれ・・・」

光一はそう言う・・・。
今になって現れても迷惑なのだ。
『キンキキッズ』は無かった事になってるのだから・・・。
某ラジオ番組が、
『愛する人へのラヴレター』の主がラジオに投稿している『面白ネタ』を、
楽しみにしており楽しんだの『無かったこと』にしてるのと同じように・・・。


「光一、ジャニーズは間違っている・・・!! 
 なんで俺たちの新曲が毎回一位だったのか・・・、」
堂本剛は決して触れてはいけない、『タブー』に触れようとした・・・。
『愛の花』を咲かそうとしていた・・・。
「ヤメテクレ!!!」
光一も解っていた・・・。
ジャニーズが数字を操作して、一位にしている事を・・・。
だから剛はジャニーズをやめた・・・。
純粋に『自分の歌唱力』で勝負したかったからだ・・・。
光一はそんな、自由な剛が羨ましくもあり、妬ましくもあったのだ・・・。

・・・その時だった・・・!

バンっ!!!

「剛っ・・・!!」

銃から剛を庇う、光一・・・。

「光一!! 光一っ・・・!!」

光一に駆け寄る剛。

「誰が・・・!?」

すると、ジャニー社長が現れた。

「やれやれ・・・センノウがカンゼンではなかったカ・・・」

「ユーも死ニナヨ・・・」
剛に銃を突きつけるジャニー社長。
・・・すると、剛は歌を歌い始めた・・・
売り上げや、事務所の関係なんて気にせず、
好きな時に好きな場所で歌っている歌を・・・。





「日が暮れて 何処からだろう・・・?
 カレーライスの匂いがしてるや・・・
 どれだけ歩いたら 家にたどりつけるのかなあ
 僕のお気に入りの 肉屋のコロッケは
 いつもの味で 待っててくれるのかなあ
 
 地球の上に夜が来る 僕は今 家路を急いでる

 来年の事を言うと 鬼が笑うって言うなら
 笑いたいだけ 笑わせとけばいいのさ

 僕は言い続けるよ 5年先10年先のことを
 50年後もこうして 君を愛してるだろうと

 地球の上に夜が来る 僕は今 家路を急いでる
 雨が降っても 嵐が来ても やりが降ろうとも みんな愛のある家に帰ろう

 邪魔させない 誰にも止める権利はない

 地球の上に夜が来る 僕は今 家路を急いでる

 世界中に夜が来る 世界中が家路を急ぐ

 こんな愛に溢れた毎日が 君のまわりで
 ずっと ずっと 続きますように・・・」



「俺は・・・歌を歌ってるんだ・・・歌を歌ってる奴を・・・、」

そう言い、ジャニー社長に近づく剛。

「ひっ、ゆ・・・ユーは、銃が怖くないのか?」

そして、剛はこう断言する。

「歌をうたってる奴を・・・撃つな・・・」




と・・・。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワロタ (ながせともや)
2011-09-25 03:20:24
ワロタwwwwww
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Unknown (Unknown)
2010-05-11 12:29:49
20世紀少年…?
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