空の青は薄く しかし濃く
真白の雲に赤味がさす
色に光に形に
ぼうと見惚れているわたしは
いつもおいてけぼりだ
夏の夜といえば
真っ黒だったあの頃
昼と夜の境い目なぞ
気にも留めなかったわたしは
眩しいほどの傲慢さで
夏が来るのを待ちわびていた
今年も
同じ東経135度の空の下
夏が来た
真白の雲に赤味がさす
色に光に形に
ぼうと見惚れているわたしは
いつもおいてけぼりだ
夏の夜といえば
真っ黒だったあの頃
昼と夜の境い目なぞ
気にも留めなかったわたしは
眩しいほどの傲慢さで
夏が来るのを待ちわびていた
今年も
同じ東経135度の空の下
夏が来た