すべてが0になる

幸せとはその瞬間だけに見える幻想なのかもしれない

10数年前の玩具屋での出来事その3.5~3.9くらい

2007年09月19日 10時07分30秒 | 日記
例によって(ry

ある日のこと。
投売りSFCソフトのガラスケースに張り付いていた人がカウンターに来て一言。








































”学校であった怖い話”って
シューティングゲームですか?



('A`)・・・。
んな訳ねーだろ。
”話”って書いてるだろ・・・。

「え~と、弟切草ってゲームは知ってますか?」

「ああ、ええ。はい」

「あんな感じのゲームみたいですよ」

「なるほど。ありがとうございました」



あの人が想像していたシューティングゲームがどんなものだったのか逆に知りたかったっけ・・・。





あれはいつからだったか忘れたが、いつも金の塊のようなネックレスをしているオッサンに気に入られ
他の店員が居ても、ご指名を受ける程だった。
まぁ何の事はない、大雑把な説明でもご用命の商品を持ってくるからなのだが。
女のバイトや店員は商品知識を持つ努力はしない。
私も努力はしていないのだが、自然と覚えるのはそっちの方の人間だったからだろう。

「おう、にーちゃん、キングレンジャーの変身するヤツけれ」

('A`)・・・なんで中途半端にキングレンジャーだけ覚えてるかな・・・。

「あ、はい。えーと、こちらでよろしいですか?ここに変身云々書いてありますから間違いないと思います」

「おう、じゃ、それくれ」


そして別の日には

「おう、にーちゃん、キングレンジャーの棒けれ」

('A`)・・・棒って・・・。

「あ、はい。えーと、これですね」

「なんか随分チャチいな・・・これなんか動いたりしないのか?」

「えーと、このようにここがこう開いて光るようです。単三電池が○本必要で別売りですね」
「私この前たまたま番組見たんですが、実際に番組でこんな感じで開いてましたよ」

(実はオーレンジャーは後半から見ていた)

「おお、そうか。じゃ、これくれ」



値段とか気にせずガンガン買って行く客だったなぁ・・・。
ゴルドランのシリーズとか全部買ってた気がするし。
なんか合体の実演もやらされたような気もするけど微妙な記憶だなぁ。
まぁ買ってったはずだからいいんだけど。






ある日のこと。

「おじいちゃんがちょっとボケてて、公衆電話から電話をかけるのに何かいいものありませんか?」

('A`)・・・それは玩具屋に問う商品なのか?
・・・
Σ('A`) !? いや、待て。うってつけのが2つある!

「えーと、機能は同じなんですが、キャラ物と普通のがありまして~」
(公衆電話の受話器のマイク側に特定の発信音を聞かせると電話をかける事が出来る機能を利用して、
いくつか記録させておいてそのボタンをマイクに当ててから押すと電話をかける事ができるというシロモノであると説明)

「お!それいいですね。見せてください」

「こちらの2つですね。値段的にはこっちのキャラ物の方が安いのでオススメですが、ちょっと形が・・・」

「あはははははははははは!!
こ、これ持ってるおじいちゃん
想像したらおもっきしウケる!!
はははははははははははははは」


('A`)・・・お前ら笑いすぎだっての。
ピンク色のハート型ってのは確かにキッツイと思うけどさ。
1プッシュで使える方が分かりやすくていいと思うんだけどなぁ。

これは結局どっちを買っていったのか、買わなかったのか覚えてません。
ただひたすらに爆笑されたのはよく覚えていたエピソードでした。


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