すべてが0になる

幸せとはその瞬間だけに見える幻想なのかもしれない

ある居酒屋にて

2007年05月06日 22時34分55秒 | 携帯投稿
この期間にやっている飲み屋は少ない。
いつも行っている飲み屋は休みだった。
少し歩いて一軒だけ開いている店に入った。
オッサン向けの場末の居酒屋だった。
今そこで一杯やっている。
いろいろな会話が聞こえてくる。
この人達は毎日何を思って生きているのだろうと思う。

毎日が大変なのは私だけでは無い。
きっと皆が大変だと推測できる。
少なくとも裕福な層はこんなところには来ないだろう。

しかし景気よく笑い声が聞こえてくる。
私には無い物がここにはある。

最近笑ったと言えば嘲笑くらいだろうか。

何のために生きるのか。それを意識しないのが健常者なんだろうか。

明日からまたしんどい日常が始まる。

意識していても答を得られぬまま明日はやって来る。

死ぬ迄には何か一つは掴んでみたいものだ。