アンナのぼちぼち

のんびり、おりにふれて書きたいと思います。フォトも撮って日記に入れたいです。

父の思い。

2011-08-29 22:56:34 | 日記
二月一日から入院して早七か月半。
父は寝たっきりになってしまって日々を過ごしています。
うとうとしているけど、ボケていません。
まだ分かっている間に家に戻してあげたいと母と話していて
病院からは在宅は難しいと言われています。
今日、とうとう母が父に「お父さん、家に帰ろうか?」と聞きました。
父の返事はありません。
「病院にいとくか?」って聞いたら、肯きました。
父は家に帰っても家族が大変だって分かっているんだと思います。
いつだって家族の事を考えている父。
聞いていて涙が出そうでした。
叔母は在宅は自己満足だって言っていたけど、
病院では消えそうな炎をいつでもすぐ戻してくれます。
それが良いのか、悪いのか。
嚥下障害で食事も取れず、点滴で命をつないで、寝たっきり。
可哀想です
でも父が病院で終えたいと思ったのならそれに沿って
命つきるまで病院に通います

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