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勉強って何?その267

2019-02-20 20:56:03 | 日記

  勉強って何やろ? 勉強ってどういう意味? 何で子供は学校で勉強するんやろ?

 大人は勉強してるん? 勉強は頭のいい子と悪い子つくっているやん。悪い子は仕事したり高校行ったりでき辺し、バカにされるやん。

 誰か、勉強とは何か教えて

 2003年の読売新聞。大阪版に掲載され、大反響を呼んだという「中学校3年の女生徒の投稿」です。

この投稿を見つけたのは、奈良県の教育委員会のHPですが、その後このHPから削除されたようです。

(すでに15年経過ですから,投稿した女学生はお母さんになっているでしょうね!)

 

言葉の意味ということであれば、誰もがすることは、辞書をみることになります。そこで、国語辞典を開きますと

 1 学問や技芸などを学ぶこと。徹夜で勉強する。音楽を勉強する

 2 物事に精を出すこと。 努力すること。

      何時までこんなことにーするでもなし (福沢・福翁自伝)

 3 経験を積むこと。今度の仕事はいい勉強になった。

 4 商人が商品を値引きして安く売ること。      GOO国語辞典より

 

① (形動)努力して困難に立ち向かうこと。熱心に物事を行なうこと。励むこと。また、そのさま。

② 気のすすまないことを、しかたなしにすること。

③ 将来のために学問や技術などを学ぶこと。学校の各教科や、珠算・習字などの実用的な知識・技術を習い覚えること。学習。

  また、社会生活や仕事などで修養や経験を積むこと。    日本国語大辞典より

 

  ①  学問や技芸を学ぶこと。学習。 勉強部屋 遅くまで勉強している

  ② ある目的のための修養や経験をすること。 何事も勉強だ

  ③ 物事にはげむこと。努力すること。

  ④ 気が進まないことをしかたなくすること。     大辞林より

 

遊ぶことをやめ休む時間も切りつめて。当面の学業や仕事などに身を入れること。

将来の大成・飛躍のためには、一時忍ばなければならないつらい経験

利益を無視して、商品を安く売ること.       新明解国語辞典・三省堂より

 

「勉強とはなにかおしえて」といわれましても、これじゃね!?そうはおもいません!!

でもって、別方面から探索です。

  ものすごく学識のある教師や親だったら、「なぜ勉強しなければならないか」を説明できるかもしれない。

人類とは何か、歴史とは何かについて話をし。さらに、近代はどのように成立し、近代的な人間(個人)の理念が、

どのように構成されたかを説明し、人間と啓蒙のつながりから教育の必要を解き明かせるかもしれない(それにしても膨大な時間がかかりそうだが)

したがって、学校であれ、家庭であれ、「なぜ勉強しなければならないのか」という問いかけがでてきたら、まともに真正面からこたえるのではなく、

できるだけ焦点をぼやけさせて曖昧にしてしまうのが適切であろう。これは逃げやごまかしではない。

この問いに誰も真正面から答えられないからである。もちろん、親も教師も、それなりの理屈や必要性を語ることはできよう。それは親や教師が

正しいと思う理屈である。だが、そういう世間的な理屈や必要で納得するくらいなら、子供もはじめから問いをだすわけがない。

子どももある意味で答えられないだろうと感じているからあえてくちにするともいえるのだ。 「なぜ勉強させるのか・諏訪哲二著より」

 この方、学校の先生をされていて、しかも、「プロ教師」と称しておられた方です。なるほど、プロの中のプロを自称する先生をしてもわからない

ものらしい、それが「勉強」というものらしいです。

と、ここまで書いてきて、言わせてもらいますが、勉強という行為のその意味とは、つまり、意味の裏付けとなっている「すがた(という目に見える形)」

とは、いったいなにかというと、それが、いままで幾度も申しあげてきた「育児=子育て」というお母さんがする育事というお仕事なのです。

 勉強というのは、ある行為の性質を示しているのであって、勉強という形が世の中に存在するわけではないのです。「勉強」という行為が

「べんきょう」としてどこかにあるのではなく、事に仕えるすなわち「仕事」という行為の中に生じる「性質」をさすことばなのです。

では、その「性質」とはなんでしょうか。「創造性」というものなのです。なにかを実現するためにあなたの前に立ちはだかる「矛盾というカベ」を

解消させて、壁を切り開くという行為それを「勉強」と呼ぶのは、それが一番見える行為が「子育て」にあるからなのです。

商人が商品を安く売る。なぜ?それが勉強? 

勉は、赤ちゃんがその産道から産まれる姿を語源にしている漢字なのです。

商人は儲けなくては生活が成り立ちません。その儲けはどこにあるかというと商品の値段の中にあるわけです。その値段を値引きするすなわち

産道から子供が絞り出されるように出てくる様にそれは似ているのです。だから「べんきょうする」と呼んだのですよ。 

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