Back to Sapporo・その1/……ただいま。

雪が解けて地面いっぱいに　水仙が咲きました
北国にもやっと春が　来たのですね
この空にもやっと春が　届いたのに
ゆらゆら揺れるはずの水仙　あなたに見えた

あなたは春が好きで　どんなにこの春を
待っていたかは　私がいちばん良く知っている
　　　　　　　　　　→佐々木好　「春」(1982)より

https://www.youtube.com/watch?v=JM7eaNLbK5Y

じつに19か月ぶりだった。
空港から連絡バスを乗り継いで親しい知人と会う。

雪がやっと消えた街並みを歩く。
道端にかすかながら咲き出した花。

中心部の公園。
春が始まったからでもないだろうけど、
テレビ塔が化粧直ししている為
ネットをかぶっていた。
JR駅を南口から北口へ出て、ポプラ並木へ。

……ただいま。
自分にとっては、大切な母なる木だ。
帰ってきたんだなぁ。
……肩の荷が下りた気がする。

この19か月間、街も変わっていた。
中心部の大好きな本屋が、28日で閉店してしまう。
（次のテナントも本屋なので救いといえば救いだが）
時計台のすぐそばにあった隠れ家のような喫茶店が閉店していた。

恩師が高齢の域に達していた。（どうか、元気でいて欲しいです）
道に設置されているLED信号機がうすーくなったのには驚いた。